【ルクセンブルグ】Reitsmarket、リート投資法人のサステナブル・インデックス開発。GRESB活用

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 ルクセンブルク不動産投資信託調査Reitsmarketは6月7日、新たなサステナブルREIT(不動産投資信託)インデックス「Euronext® Reitsmarket GRESB Global Sustainable Index」をリリースした。GRESB(グローバル不動産サステナビリティ・ベンチマーク)及びEuronextと協働し、GRESBのESGデータを活用しREIT投資法人を評価。スコアの高い投資法人30社に投資する。インデックスの日常的管理はEuronextが行う。  GRESBの評価では、REIT投資法人をAからEまでの5段階で格付している。今回発表のインデックスの組入対象となるのは、AからCまでの上位3ランクまでで、30社を選定する。地域的バランスをとるため、北米から6社以上、欧州から6社以上、アジア太平洋から6社以上を選ぶ。設定時には、日本の日本リテールファンド投資法人とユナイテッド・アーバン投資法人は組入銘柄トップ10入りした。  Reitsmarketは2017年10月、先行して「Euronext® Reitsmarket Global Balanced Index」「Euronext® Reitsmarket Global Conviction Index」の2本をリリースしている。両インデックスは、時価総額加重平均ではなくファクターを考慮してウエイトを設定したインデックス。両者の違いは地域的区分の構成比率にあり、Balancedは北米偏重、Convictionは北米、欧州、アジア太平洋が比較的均等になるように設計されている。両インデックスの利回りは、二つのインデックスの利回りはそれぞれ3.62%と2.03%で、ベンチマーク先のインデックスの1.94%を上回った。ボラティリティでも、9.1%と9.7%で、ベンチマークの11.2%より良いパフォーマンスを出した。  今回のインデックスは、先行した2本のインデックスの成功を受け、さらにサステナビリティ要素を加味したもの。インデックスのウエイトは四半期ごとに見直される。 【参照ページ】A Liquid Global Sustainable REITs Index By Reitsmarket 【インデックス】Euronext® Reitsmarket Global Balanced Index 【インデックス】Euronext® Reitsmarket GRESB Global Sustainable Index

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【国際】GRESB、上場不動産企業とREITのESG情報開示度を分析。データベース公開

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 国際ESG不動産評価機関GRESB(グローバル・リアルエステイト・サステナビリティ・ベンチマーク)は11月6日、不動産業界会社の重要ESG情報開示レベルをまとめたデータベースと現状評価レポート「Public Disclosure Snapshot」を公表した。分析対象は、REITインデックスFTSE EPRA/NAREIT Developedと不動産企業インデックスGPR250に含まれる全銘柄463。そのうちGRESBリアル・エステイト評価を実施している企業は187社。 (出所)GRESB  今回の評価では、開示情報の内容や目標設定の高さ等は判断されず、ホームページやサステナビリティレポート等でのESG情報の開示レベルのみが対象。情報開示レベルが最も高いA評価から最も低いEレベルまで5段階区分されている。対象となる企業を国や地域ごとに比較出来るようグループ分けもなされた。地域別では、全体に占める欧州のAレベルの割合が最も高く、北米は時価総額が最も高い市場でありながらEレベルが過半数を超え最多だった。アジアでは日本のESG情報公開の度合いが非常に高くアジア市場を牽引した。日本では、三菱地所、三井不動産、住友不動産、東京建物、イオンモール等の不動産所有企業や、J-REITが分析対象に含まれている。  また、GRESBに参加する企業やREITの評価は、それ以外に比べて高かった。2017年のGRESBリアルエステイト評価に参加した企業のうち、49.7%がA評価を獲得、4.3%がE評価。GRESBリアルエステイト評価に参加しなかった企業では、3.6%がAレベル、53.3%がEレベルだった。 【参照ページ】New data platform shows that listed GRESB participants are more transparent about their ESG performance than other listed property companies and REITs 【データベース】PUBLIC DISCLOSURE 【レポート】2017 GRESB Public Disclosure Snapshot

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【国際】不動産ESG評価GRESB、不動産会社やファンドを対象とした「事前評価」サービス新設

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 国際ESG不動産評価機関GRESB(グローバル・リアルエステイト・サステナビリティ・ベンチマーク)は10月23日、不動産ESG評価の簡素版「GRBSBリアルエステイト事前評価(GRESB Pre-Assessment)」を新設した。従来の包括的なGRESB不動産評価と比べ、時間や手続きを大幅に削減することができる。GRESBは、これにより、包括的なGRESBリアルエステイト評価を実施する判断や大まかなESG評価をまず実施したいという不動産企業のニーズに応える。  GRESBは、ESG評価を実施した不動産企業が自発的に設立した機関。現在、不動産会社や不動産ファンド850以上が参加しており、運用資産総額は3.7兆米ドル(約415兆円)。GRESBリアルエステイトデベロッパー、GRESB不動産債券、GRESBインフラストラクチャーの評価も実施しており、インフラでは64ファンド、160アセットがすでに評価を受け、不動産債券でも25ポートフォリオが評価を受けている。GRESBの評価データは、GRESBが把握しているだけでも、世界の機関投資家66団体(運用資産総額は17兆米ドル)以上が活用している。  従来のGRESBリアルエステイト評価は、不動産物件のESG評価を主眼に置きつつ、物件を管理する不動産企業や不動産ファンドの評価を実施していたのに対し、GRBSBリアルエステイト事前評価は不動産企業や不動産ファンドのESG評価に焦点を当てている。そのため、GRESBリアルエステイト事前評価は、GRESBリアルエステイト評価のうち、物件単位の評価を除き、不動産企業や不動産ファンドのマネジメントとポリシーのみを評価対象としている。これにより、機関投資家が不動産企業や不動産ファンドへのESG投資を行う場合に有効な情報を提供できる。  GRBSBリアルエステイト事前評価への参加希望者は、2018年4月1日までに必要データとともに参加申請すれば、1ヶ月以内に評価レポートを受け取ることができる。また評価レポート取得後に、詳細結果「結果表(Result Review)」の送付を要求することもでき、見解の相違があれば協議した上で、最終評価レポートを受け取ることができる。参加費用は1社につき3,500ユーロもしくは4,100米ドル。 【参照ページ】Introducing the GRESB Pre-Assessment, a new ESG evaluation for the Real Estate Sector 【機関サイト】GRESB 【サービス】GRESB PRE-ASSESSMENT  【ガイド】GRESB Pre-Assessment Reference Guide 【ガイド】GRESB Pre-Assessment How to Read your Scorecard

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【アメリカ】カルパース、不動産投資運用でGRESBを用いたパフォーマンス測定を採用

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 カリフォルニア州職員退職年金基金(CalPERS)は11月10日、基金の不動産投資を実施する外部運用会社に対し、2017年から運用状況をGRESB(グローバル不動産サステナビリティ・ベンチマーク)に提出するよう求めていくと発表した。GRESBは、物件やポートフォリオ全体のESG状況を評価しており、CalPERSは、GRESBの仕組みを活用していくことで、外部運用会社の運用成績を評価するとともに、運用ベンチマークとしても利用していく狙いだ。  CalPERSは、不動産投資運用を積極的に行っており、現在318億米ドル、基金全体の資産のうち10.8%を不動産分野で運用している。CalPERSはESG5カ年戦略計画として、今年初めに不動産運用先でのカーボン・フットプリントを削減していく方針を定めており、GRESBの仕組みを活用することで、この目標での効果測定にも使っていくとしている。  GRESBには現在、250の加盟機関があり、そのうち60以上が年金基金。GRESBは世界全体で1,100以上の不動産管理会社や不動産ファンドの評価を行っている。   【参照ページ】CalPERS Joins Global Sustainability Benchmark for Real Assets Program

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【国際】GRESB、不動産業界向けグリーンボンド・ガイドラインを公表

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 不動産企業・運用機関のサステナビリティ・環境配慮に関する国際ベンチマークのGRESB(グローバル不動産サステナビリティ・ベンチマーク)は6月3日、不動産業界向けのグリーンボンド・ガイドライン"Green Bond Guidelines for the Real Estate Sector"を公表した。  同ガイドラインはグリーンボンドに関する国際原則のGreen Bond Principles(グリーンボンド原則)を補完するもので、グリーンボンドの組成や投資に関わる市場参加者らに対し、不動産・建設業界に特化したガイダンスを提供している。不動産関連グリーンボンドの成果を明確にするための説明と指標を求める投資家らの要望に応えて作られた。GERSBはガイドラインの策定にあたり、大手機関投資家や大手上場不動産会社、グリーンボンド発行者、各国のグリーンビルディング認証機関など様々な専門的知見と助言を取り入れた。  2014年には世界のグリーンボンド発行額は前年の約3倍となる366億米ドルに増加しており、2015年には更に1000億米ドルに達すると見込まれている。不動産業界では現在までに5社の大手上場不動産会社がグリーンボンドを発行しており、5社全てがGRESBのベンチマークに参加している。  同ガイドラインは、不動産業界の慣例に沿う形でグリーンボンドの組成から満期にいたるまでの報告コンセプトや時期、成果測定法などを定めており、2015年のグリーンボンド原則の中で示されている各種グリーンボンドにも適用可能な内容となっている。債権発行者や引受人、投資家らはこのガイドラインを活用して適格性のある環境プロジェクトを見定め、適切な評価方法を定め、報告内容を決定することができる。  GRESBのCEOを務めるNils Kok氏は「グリーンボンドは不動産業界にとって魅力のある、新しいタイプの資本だ。その市場は拡大しており、開発者や経営者、投資家のみならず、環境にも利益をもたらす。環境への影響とリンクした新たな資金調達の手段として、世界の不動産業界のサステナビリティをさらに拡大する可能性を秘めている」と述べた。  グリーンボンド市場の健全な発展のためには、市場の基準づくりや評価の透明化、投資家と発行者らとをつなぐ適切な報告、コミュニケーション手段の確立などが欠かせない。今回GRESBが発行したガイドラインにより、不動産業界においても更にグリーンボンド市場が活性化することを期待したい。 【ガイドラインダウンロード】Green Bond Guidelines for the Real Estate Sector 【参照リリース】GRESB Introduces Green Bond Guidelines for the Real Estate Sector 【団体サイト】GRESB

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private 【金融】ESG投資・SRIを推進するグローバル機関

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(図)ESG投資・SRI推進機関 カオスマップ。Sustainable Japan作成。 世界規模で展開するESG投資・SRIの推進  前回、「【レポーティング】サステナビリティ(CSR)報告ガイドラインを主導するグローバル機関」では、サステナビリティ報告に関するガイドライン策定に取り組んでいる機関を取り上げました。今回は、機関投資家サイドの状況を取り上げたいと思います。機関投資家には、アセットオーナー、証券会社、資産運用会社、銀行、保険会社、証券取引所、格付会社、金融データ提供会社など様々な種類があります。そのそれぞれの機関投資家について、ESGを考慮する投資方針を求める声が世界的に高まっています。日本でも昨年、金融庁が日本版スチュワードシップ・コードを策定し、ESG投資に関する機運が一気に高まってきたと言われています。ESG投資という大きなうねりを作り出している世界の主要機関をご紹介していきましょう。 PRI 〜ESG投資推進の中心的存在〜  ESG投資推進の大きな立役者となっているのがPRIです。PRIは、 (more…)

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2015/05/12 体系的に学ぶ
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