【国際】金融安定理事会のタスクフォース(TCFD)、気候変動関連財務情報開示の最終報告書案を発表

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 世界主要25カ国の財務省、金融規制当局、中央銀行総裁が参加メンバーとなっている国際機関、金融安定理事会(FSB)の「気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)は12月14日、同タスクフォースが検討してきた「気候変動関連の財務情報開示」に関する最終報告書案「Recommendations of the Task Force on Climate-related Financial Disclosures」を発表した。TCFDは同日から60日間、パブリックコメント(Consultation)を受け付けることも同時に表明、その後に最終報告書を仕上げ、正式に公表する。  TCFDが現在検討中の「気候変動関連の財務情報開示ルール」は、現在世界の産業界や金融界関係者が固唾を呑んで動向を見守るほどの重要なテーマ。そもそもTCFDは、G20財務相・中央銀行総裁会議が2015年4月の会合で、G20首脳会議の下に設けられた金融安定理事会(FSB)に対し、気候変動に伴う課題を金融機関がどのように考慮すればよいかを検討することを求めたことに端を発する。FSBは、同年12月4日にTCFDの設立を公表、タスクフォースの委員長には、金融情報配信世界大手ブルームバーグ創業者兼CEOで前ニューヨーク市長のマイケル・ブルームバーグ氏が就任。2016年12月末までに「気候変動関連の財務情報開示」のあり方に関する最終報告書案をFSBに提出することとなっていた。  最終報告書案では、機関投資家や金融機関及び全業界の事業会社に対し、投資家と企業の間で気候変動に関する事業影響やリスクを共有しやすくするため、機関投資家や企業が自主的に開示すべき情報がまとめられた。  報告書が示す内容はの構成は大きく2つに分かれている。まず、全体の考え方を示した「Recommendation」のパート。次に、実際に推奨される情報開示項目を示した「Recommended Disclosures」のパート。「Recommended Disclosures」のパートはさらに2つに分かれ、機関投資家や金融機関、事業会社の全てを対象としたガイダンス「Guidance for All Sectors」と、各業種ごとのガイダンス「Supplemental Guidance for Certain Sectors」がある。さらに追加資料としてシナリオ分析のあり方を示した「The Use of Scenario Analysis in Disclosure of Climate-Related Risks and Opportunities」も同時に用意された。  全体の考え方を示した「Recommendation」のパートで開示すべきとされた分野は、 (more…)

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private 【レポーティング】サステナビリティ(CSR)報告ガイドラインを主導するグローバル機関

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(図)サステナビリティ報告ガイドライン カオスマップ。Sustainable Japan作成。 複雑化するサステナビリティ(CSR)ガイドライン  サステナビリティ報告やCSR報告を担当する方々からよく受ける質問があります。「一体、どのガイドラインを参照すれば良いのか」。実はこの種類の問いは非常に回答に窮します。もちろん、有名なガイドラインはあります。例えばGRI、サステナビリティ報告についての包括的なガイドラインと言っても過言ではなく、先進国・新興国問わず世界中で参照されています。しかしながら、当サイトSustainable Japanでは日々GRI以外の多の多くのガイドラインについてもご紹介をしています。ISOが定めたISO26001、温室効果ガス算出方法で有名なガイドラインのCDP、紛争鉱物報告ガイドラインを制定しているcfsi、財務情報と非財務情報の統合を試みる<IR>などなど。これらのガイドラインを全体として公式に統括する機関は今のところ存在していません。それぞれの機関はお互いに連携をしつつも、独立した動きを見せ発展してきています。こうした体系的に整理されずにルールやガイドラインが増殖していく動きは、中央政府の省庁が一元的にルールを管理する傾向の強い日本にはあまり馴染みのない状態です。整理されないルール増殖というのは悲観すべきなのかもしれませんが、それだけ今サステナビリティ報告や非財務情報報告の領域は急速に発展してきていることの証左でもあります。産業革命やIT革命の際に数多の技術が一度に勃興してきたように、サステナビリティや企業情報開示の分野も今まさに革命期にあると言うことができるでしょう。正直、この領域の専門家でない限り、全ての動きに日々目を向けていくのは非現実的です。ですので、今回は、いまこうしてますます複雑化していくサステナビリティ報告ガイドラインの状況を俯瞰的にまとめてお伝えしていきます。 GRI 〜サステナビリティ報告ガイドラインの中心的存在〜  GRIとは (more…)

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2015/04/28 体系的に学ぶ
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