【1/27 セミナー・東京】CSRアジア東京フォーラム2015が開催!

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アジア各国で開催されているCSRアジアのフォーラムを今年も東京で開催します。今年のメインテーマは「アジアにおけるCSV(共通価値の創造)の実践」。持続可能なビジネスを実践するためにはCSVの概念をビジネスに取り入れ、それを実践していくことが必須です。 本フォーラムでは先進企業の事例を紹介しつつ、どのようにCSVを実践し、企業が社会課題の解決に取り組めるかについて実際に役立つ情報を提供します。CSVに関連してインクルーシブ・ビジネスやインドネシアのCSR専門家による事例発表、さらにアジアのサプライチェーン管理、CSRのグローバル展開など、アジアでCSRを進める上で欠かせない様々な主要トピックも取り上げます。 多くのみなさまのご参加をお待ちしております。 開催概要 日時:2015年1月27日(火) 10:00~17:00 (9時45分受付開始) 場所:飯田橋レインボービル1階会議室 (東京都新宿区市谷船河原町11) アクセス: JR飯田橋駅西口下車5分 有楽町線/南北線「飯田橋」駅から徒歩5分 東西線/大江戸線「飯田橋」駅から徒歩9分(地下鉄はB3出口) 地図はこちらから 参加費:21,600円(消費税込)*昼食、資料代が含まれています。 定員:100名(先着順) 登壇者: ミン・ヒギョン氏 (韓国CJコーポレーション副社長兼CSV担当役員) パトリック・シルボーン氏(グローバルファンド 世界エイズ・結核・マラリア対策基金 民間セクター連携部長) 岸本吉浩氏(東洋経済新報社CSRデータ開発チーム『CSR企業総覧』編集長) 袴田淑子氏(株式会社ニコン経営戦略本部 CSR推進部長) ビクトリア・ボーラム氏(株式会社LIXIL グローバルCSVディレクター) 三本松真広氏(株式会社バンダイ プロダクト保証部品質マネジメントチーム サブリーダー) ジャラール(A+ CSRインドネシア共同創設者、CSRアジア インドネシアパートナー) リチャード・ウェルフォード(CSRアジア会長) 登壇者のプロフィール及び当日のプログラムはこちらからダウンロードいただけます 主催:CSRアジア 後援:株式会社 東洋経済新報社 特別協力:グローバルファンド(世界エイズ・結核・マラリア対策基金) 日本国際交流センター 協力:CSR JAPAN 野村ホールディングス株式会社 富士ゼロックス株式会社 英語での講演には、英日の同時通訳がつきます。 お申込み方法 こちらをクリックし、専用フォームに必要事項をご記入の上、送信してください。後日、ご請求書を郵送致します。お振込みをもちまして、ご参加登録とさせていただきます。(受講証は発行致しません)

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【戦略】アジアCSRの最新事情 〜CSRアジアサミット2014参加レポート〜

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2014年9月16日、17日、アジア地域で大きなネットワークを持つCSRコンサルティング会社・CSRアジアが香港で年次イベント「CSRアジアサミット2014」を開催、10周年となる今回のイベントには、アジア各国から事業会社、投資銀行、コンサルティング会社、NGOなど600人を超える参加者がアジアの20以上の国から集まりました。イベントでは、基調講演のほか24のテーマセッションが開催、会場となった香港のシャングリラ・ホテルにはところ狭しと人が往来する姿がありました。Sustainable Japanも今回のイベントに参加してきましたので、そこで議論されていた内容や、参加者の関心事などを踏まえ、アジア地域におけるCSRの「今」をお届けしたいと思います。 イベントの主催者であるCSRアジア、香港にグローバル拠点を置くCSRのリサーチ・コンサルティング会社で、10年前に3人のオーストラリア人によって設立されました。10年前と言えば日本でもCSRという言葉が環境経営という側面から始まった時とほぼ同時期です。その後、CSRアジアは、アジア地域のローカル企業や欧米資本企業のCSR戦略の構築を手がけ、今では中国、マレーシア、シンガポール、タイ、インドネシア、イギリス、日本に拠点を拡大しています。 今回のイベントで、参加者の関心を大きく集めていたように見えたのは、「サプライチェーン対応」「CSVと測定」「統合報告・GRI」「ESG投資」です。 サプライチェーン対応 サプライチェーンや生産現場改善というテーマには、ローカル事業会社、特にグローバルソーシングと英語では呼ばれている製造受託企業の参加者が大きな関心を持っている感じでした。中国、東南アジア、南アジアの地域は、グローバルサプライチェーンの中に組み込まれているところが多く、欧米企業が課す環境・労働規制の現状や対応方法についての関心が高いのかもしれません。サプライチェーンのセッションでは、H&Mやリーバイス、そして日本からも富士ゼロックスがアジア地域における労働環境の改善を共有していました。興味深かったのは、参加者の年齢層です。サプライチェーンの参加者には、欧米やオーストラリアなどからのNGO関係者の参加も多かったのですが、アジアのローカル事業会社からは若手の参加も目立ちました。従業員3,000人を誇る香港のグローバルソーシング企業の20代後半の女性参加者がいたので話を聞いてみると、「最近は社内でのCSRに関する関心が高まってる。ここで学んだものを社内に持ち帰って、すぐに業務に活かしたい。」と話してくれました。「こんなに若いのに自分たちだけで参加してるんですか?返ったら報告書とか書くんですか?」日本人的なこんな質問をしてみると、「別に若いのに会社を代表してるなんて変なことじゃないですよ(笑)。報告書って何ですか?そんなものはありません。自分たちの業務でしっかり活かしていいけばいいんじゃないですか?」との回答。ちなみに、このイベントの参加費用は一人8万円以上と決して安くはないのですが、香港の会社が若手に大きな権限と責任を与えている様子を垣間見ることもできました。 CSVと測定 このテーマも、コミュニティ投資が進むアジア地域ならではの関心事かもしれません。イベントの基調講演の中で、コカコーラ財団の理事長はコカコーラグループが"Me, We, the World"というコンセプトを作成し、水、女性支援、教育機会への投資の3つを事業活動に影響を与える重要テーマとして定め、この分野に特化したコミュニティ投資と測定を行っていることを紹介していました。測定のセッションには、事業会社だけでなく、NGOからの参加者も多く、NGOの活動においても「アウトカム(活動がもたらした効果)」を重視していこうという姿勢を伺うことができました。NGOの参加者側においても、アジア地域で活動をしている欧米・オーストラリア人と、アジア人の間にはまだ状況や関心の違いがあるようで、欧米・オーストラリア人がCSV・測定・SROIという概念をかなりキャッチアップしているのに比べ、ローカルNGOを運営する中国人参加者からは「最貧層や災害援助など最前線で活動をしている私たちからしたら、実際に必要なのは資金だ。企業の事業活動には影響の少ない分野なのかもしれないこの最前線に対し、企業はもっと理解を示し、資金提供をして欲しい」と切羽詰まった意見も出ていました。 NGO絡みの話以外では、スタンダード・チャータード銀行が自社の事業活動そのものをSROIで評価しレポーティングしているというプレゼンテーションもありました。彼はもともとCSRやサステナビリティ畑ではなく、資本市場部門の出身者であり、最初は何を測定していくべきか悩んだといいますが、リーマンショックで銀行が社会から大きな非難を浴びたのを機に、「バンカーとして自分の仕事に誇りが持てなくなっていた。銀行が社会に産みだしているプラスの効果とマイナスの効果を純粋に知りたいという欲求が自然と生まれてきたし、社内からも声が高まってきた。」と、SROI測定に大きな拍車がかかったことを吐露してくれました。同社にとってSROIの測定は、すでに一過性のものから毎年の事業戦略構築の中に組み込まれており、グループ経営においてすでに無くてはならない存在になっていると言います。 統合報告・GRI 日本でも徐々に関心が高まっている統合報告やGRIのG4についても、アジア企業は同様に、もしくは日本企業以上に関心を寄せています。アジア企業のCSR部門にとって、目下一番の悩みどころは「マテリアリティ特定」と言っても過言ではないかもしれません。レポーティングのワークショップでは、コンサルタントからマテリアリティ特定の業務フローが紹介されましたが、会場からは「ステークホルダーのうち、重要なものと、重要でないものを分けることは、考えとしてはわかるが、現実にはそんなことはできない」「株主のうち、少数株主の意見は重要でないと位置づけるということなのか?」と現場の難しさも率直に飛び出していました。講師役を担当したオーストラリアのコンサルティング会社Helikonia社からは、「実際にはマテリアリティ特定はサイエンスというよりアートな世界。機械的にマテリアルな(重要な)ステークホルダーやイシューを特定する方程式は存在しない。エンゲージメントで声を集めても、経営陣の判断で優先順位が変わることもあるし、そのような政治的な要素も大きく働く。様々なコミュニケーションを通じて柔軟に対応していくしかないし、今年はこのテーマ、来年はこのテーマというように、順番に対象のステークホルダーを変えていくことも可能だ」と回答していました。一般的にマテリアリティは年々変わるものではないとも言われていますが、他社との関係を重んじるアジア地域特有の環境では、柔軟なマテリアリティ特定が模索されているようです。 ESG投資 資本市場でのESG考慮をテーマとしたセッションも多くの参加者を集めていました。セッションには、クレディ・スイス、HSBC、BNPパリバ、Robecoといった世界有数の投資銀行や投資顧問企業がプレゼンターを務め、経済的リターンを追求する上でも非財務情報(ESG)の果たす役割の大きさが認識されてきており、投資先選定の上でESGがスクリーニング要素として取り入れられてきたという説明が各社からありました。一方で、会場から「アジアのローカルの金融機関はとてもとてもそんなことを考えている様子はないと感じる。」というアジア人参加者からの意見に対し、主催者であるCSRアジアからも「今回のセッションにも本当はアジアの金融機関に参加してほしくて参加依頼に尽力した。だが結果的にはどこも受けてくれず、欧米の金融機関だけが揃う形となってしまったのは残念だった。欧米とアジアの金融機関の間にはまだまだ考え方の開きが大きい。」と嘆きの声がありました。 ------------------------------------------------ イベントに参加してみた総評として、アジアのローカル企業は、もちろん実行レベルには大きな差がありますが、CSRやサステナビリティに関する欧米の情報を熱心にキャッチアップしようとしていると感じました。実際に参加者は、主に英語メディアで欧米から流れてくる業界の専門用語を次々と口にしていました。Sustainable Japanでは、情報量の豊富な欧米のニュースを多く扱うことが従来どうしても多くなってしまっていたのですが、これからはアジア企業の取組も出来る限り取り上げていこうと考えています。

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2014/09/28 体系的に学ぶ

【9/16・17 香港】CSRアジア・サミット2014が開催!

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CSRアジアが毎年主催しているアジア最大規模のCSRカンファレンス、CSRアジア・サミット2014が今年は香港で開催される予定だ。CSRアジアの創立10周年となる今年は「アジア太平洋における過去10年間の責任あるビジネスの軌跡と今後の持続可能な社会に向けた展望」がメインテーマ。 分科会では共通価値(Shared Value)とインクルーシブ・ビジネスに関連した開発課題や戦略、またサプライチェーンの課題、地球規模の環境課題など、様々なテーマが取り上げられる予定となっている。アジアの先進企業やCSR専門家と現状や今後の方向性などについて意見交換できる貴重な機会なので、興味がある方はぜひ参加してみて頂きたい。 開催概要 日時:2014年9月16日(火)・17日(水)の2日間 場所:香港 カオルーン シャングリ・ラ ホテル 参加者数:約600人(企業の経営者、CSR実務者、学識者、NGOなど) 参加費用:CSRアジアHPを参照 前日ワークショップ・研修 サミット前日の9月15日(月)には、6つのテーマを取り上げ、半日のワークショップ・トレーニング(研修)を実施予定。講師陣はアジアにおけるCSRのエキスパートを予定(使用言語:英語) CSV(Creating Shared Value) サプライチェーンの責任 戦略的なコミュニティ投資 レポーティングとコミュニケーション CSR戦略の構築と実践 インクルーシブ・ビジネスと社会的企業 詳細・お申込み 下記からどうぞ。 CSRアジア・サミット2014 CSR Asia Summit 2013の様子 参考までに、去年にタイのバンコクで開催されたCSR Asia Summit 2013の様子もご紹介しておく。ぜひアジアのCSRの熱気を現地で感じてみてはいかがだろうか?

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2014/07/16 行動する

【アジア】東京で「CSRアジア東京フォーラム2014」が開催

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2月25日、東京都港区の電通ホールで「CSRアジア東京フォーラム2014」が開催され、企業のCSR担当者や行政担当者、NGO・NPO関係者など多くの参加者が集まった。 CSRアジアは2004年に香港でイギリス人のリチャード・ウェルフォード氏によって設立されたCSRコンサルティングファームで、香港、東京以外にもバンコク、クアラルンプール、シンガポール、ジャカルタなどに拠点を置き、今年で創設10周年となる。 午前の部では、CSRアジア創設者で会長を務めるリチャード・ウェルフォード氏による挨拶に始まり、ミャンマー・マンダレー・テクノロジー創設者のゾウ・ナイン氏、アディダス・グループ中国でCSR総括責任者を務めるサブリナ・チャン氏による講演が行われた。 ゾウ・ナイン氏は「CSRとコアビジネスの統合」というテーマで、ミャンマーにおける自社のCSRの取り組み事例について共有した。。同氏によれば、ミャンマーでは2008年5月に起こったサイクロン・ナルギス(死者15万人・被害者数2,400万人)をきっかけにCSRという概念が徐々に広がり始めたとのことだ。 ミャンマー・マンダレーテクノロジーはミャンマーにおけるGIS(Geographic Information System:地理情報システム)のリーディングカンパニーで、サイクロンの発生後、災害対策のためのGISトレーニングプログラムを政府関係者や企業、NGO関係者などに向けて開始し、既に500人以上が受講しているという。 このプログラムの利点は、短期・週末開催・リーズナブルな価格設定・企業が提供するGISデータが提供されるなど、他にはない独自性にある。GISデータは一般的には軍事用途で使用されることなども多く、こうした災害対策活動も一見したところ政府や行政の役割のようにも思えるが、同氏は、ミャンマー政府は災害対策以外にも様々な政治的問題や優先事項を抱えており常に多忙なため、政府の代わりに企業が積極的に自社の強みを活かして社会のニーズに応えていくことが重要だと訴えた。 続いてアディダス・グループ中国のサブリナ・チャン氏が登壇し、同社のサステナビリティ戦略についてサプライチェーンの話を中心に講演を行った。アディダスはドイツに本社を置くスポーツ用品メーカーだが、製品の多くは中国のサプライヤーによって製造されている。そのため、中国国内におけるサプライヤーの労働慣行や環境への取り組みが非常に重要となる。 同社では厳しい監査基準を設けてサプライヤーの労働環境改善を実施しているほか、中国の水処理分野における環境への影響削減の取り組み、サステナブル製品の販売など、グローバル本社が統括する一貫したサステナビリティ戦略に基づいて様々なCSR活動を展開している。 サブリナ・チャン氏からは、同社は2015年までに15%の環境フットプリント削減という目標を掲げているが、その目標を達成する上では各国のニーズに沿った製品展開・製造ラインを設けることが逆にハードルになること、サステナビリティ報告を中国語に対応したことで中国国内における同社のCSR評価が大きく向上したこと、コミュニティ投資への取り組みについてなど、実務を担当する同氏ならではの具体的な事例が数多く共有され、参加者の多くが真剣に耳を傾けていた。 そして、午後の部では会場を2つに分けて合計6つの分科会が行われた。CSRアジアからは会長を務めるリチャード・ウェルフォード氏により「共通価値の創造(CSV)」「企業による社会課題解決のためのパートナーシップ」というテーマで、コミュニティ投資責任者を務めるメイベル・ウォン氏により「戦略的なコミュニティ投資」というテーマでそれぞれ講演が行われた。 また、富士ゼロックス株式会社にてCSR部推進グループ長を務める渡辺美紀氏は「アジアでのCSR調達」について、午前にも講演したゾウ・ナイン氏は「ミャンマーで成功するCSRと日本企業への期待」、サブリナ・チャン氏は「中国におけるコミュニティ投資のインパクト測定」についてそれぞれ講演を行った。 CSRアジアのプレゼンターからは戦略や効果測定などに関する体系的な理論や考え方が中心に共有され、事業会社のプレゼンターからはより具体的な事例や取り組み、現状抱える課題などが中心に共有された。 CSVを実現するための戦略フレームワーク、企業とNGOの連携、コミュニティ投資とその効果測定の方法、CSR調達と現状の課題など、いずれの分科会も非常に実務に近く興味深いものばかりで、盛りだくさんのプレゼンテーション内容に参加者からも質疑応答が絶えなかった。 今回のフォーラムは、企業のCSR担当者にとってはアジアの最前線で活躍する経営者やCSR責任者の具体的なエピソードや苦労、事例を生で聞くことができる非常に貴重な機会となった。 次回の「CSRアジアサミット 2014」は9月16日、17日にタイ・バンコクで開催される。昨年にバンコクで開催されたサミットでは31の国や地域から約450名が参加し、世界中からCSR関係者らが集まった。CSRアジアサミットはアジア最大級のCSRに関する国際会議であり、アジアの最新CSRトレンドや先進企業のグッドプラクティスを知り、世界各国のCSR担当者のネットワークを構築する絶好の機会だ。興味がある方はぜひ参加をおすすめしたい。 【企業サイト】CSRアジア 【イベント】CSRアジア東京フォーラム2014

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2014/02/27 最新ニュース
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