トップニュース 【日本】キリンホールHD、メルシャンと農研機構との協働深化。ブドウ畑の生物多様性評価 キリンホールディングス傘下の酒類製造メルシャンは3月27日、農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)と協働し、同社ワイナリー「シャトー・メルシャン 椀子ヴィンヤード」で、ブドウ畑の生物多様性評価の高度化と、炭素貯留効...
トップニュース 【国際】機関投資家団体NA100、自然資本で8セクター向けエンゲージメントガイド発行。質問項目も 気候変動対応を企業に求める欧州機関投資家団体IIGCCと米ESG投資推進NGOのCeresが運営する自然資本分野の集団的エンゲージメントイニシアチブ「Nature Action 100(NA100)」は3月26日、8つの主要セクターにおける事業活動と自然の...
トップニュース 【スペイン】ClientEarth、河川流域管理計画の欠陥指摘。気候変動適応と生態系保全が急務 環境弁護士グループClientEarthは3月22日、スペインの河川流域管理計画の欠陥を指摘し、同国の水域の半分以上が、良好な状態にないことを同団体の報告書で明らかにした。水需要の増大と気候変動による利用可能な水量の減少に伴い、...
トップニュース 【国際】ペプシコ、水関連2025年目標を前倒しで達成。水リスク高い地域で使用効率25%改善 食品世界大手米ペプシコは3月21日、水リスクの高い地域における事業上の水使用効率を25%改善するという2025年目標を、2年前倒しで達成したと発表した。 同社は、
トップニュース 【国際】国連責任銀行原則、自然資本と銀行業務を対象とした新講座開設。初級編と上級編 国連責任銀行原則(PRB)は3月19日、運営しているオンライン講座「PRBアカデミー」で、自然資本と銀行をテーマとして新講座を開講した。 今回の開講されたのは
トップニュース 【国際】UNEP、途上国5カ国農家で農薬・プラスチック削減プログラム開始。560億円予算 国連環境計画(UNEP)は3月12日、農薬削減・管理ファイナンス・プログラム(FARM)を発足した。エクアドル、インド、ケニア、ラオス、フィリピン、ウルグアイ、ベトナムの5カ国が参加。プログラム期間は5年。 同プログラムでは、
トップニュース 【国際】WBA、海洋生態系再生に向け調査対象企業大幅拡大へ。ネイチャー・ベンチマーク ビジネスの国連持続可能な開発目標(SDGs)推進国際NGOのWorld Benchmarking Alliance(WBA)は3月11日、海洋生態系を再生するため、既存の評価に、海運、アパレル、農業等のセクターにも調査対象を拡大すると発表した。 WBAは従来、
トップニュース 【国際】ペルノ・リカール、WBCSDとOP2Bに加盟。リジェネラティブ農業等 飲料世界大手仏ペルノ・リカールは3月4日、持続可能な発展を目指すグローバル企業団体WBCSD(持続可能な開発のための世界経済人会議)および同団体傘下のリジェネラティブ農業促進イニシアチブ「One Planet Business for Biodiversi...
トップニュース 【イギリス】ユニリーバ、英国で初のリジェネラティブ農業実証開始。マスタードとミント 消費財世界大手英ユニリーバは2月28日、英国での同社初となるリジェネラティブ農業プロジェクトを開始した。マスタードの種やミントの葉を栽培する。 同社は2021年、
トップニュース 【ブラジル】世界経済フォーラム、セラードでの持続可能な農業で10兆円のGDP押上げ効果 世界経済フォーラム(WEF)の「熱帯林アライアンス・イニシアチブ」とSystemiqは2月27日、ブラジル高原に広がるサバナ地帯「カンポ・セラード」で持続可能な農業を実施することでブラジル経済に年間720億米ドル(約10兆円)のGDP押...
トップニュース 【国際】IPBES、IGESをシナリオ・モデルタスクフォース事務局に選定。正式発足 生物多様性及び生態系サービスに関する政府間科学-政策プラットフォーム(IPBES)は、生物多様性と生態系サービスのシナリオとモデルに関するIPBES方法論的評価評価を行う「シナリオ・モデルタスクフォース」のホスト機関の公募に関...
トップニュース 【ヨーロッパ】ネスレのペットフード法人、海洋再生プログラム開始。ウニノミクス等協働 食品世界大手スイスのネスレ傘下のペットフード製造ネスレ・ピュリナペットケアの欧州法人は2月28日、同社初の海洋再生プログラムを欧州で開始すると発表した。専門機関と協働し、2030年までに15km2の海洋生息地の再生を支援する。 ...
トップニュース 【日本】農水省、「見える化」三つ星ラベル制度の本格運用開始。ガイドライン完成 農林水産省は3月1日、農業での環境フットプリントに関する任意ラベル制度の本格運用を開始した。気候変動緩和と生物多様性保全の双方について三つ星で評価する。 同省は、2020年度に「フードサプライチェーンにおける脱炭素化の実...
トップニュース 【国際】Business for Nature、ネイチャーポジティブで12セクター向けの優先行動提示。簡易ガイド発行 ネイチャーポジティブNGOの国際連合体Business for Natureは2月22日、12セクター向けに、マテリアルな自然課題をまとめた簡易ガイドを発行した。各セクターに対し、重要度の高い(マテリアルな)国連持続可能な開発目標(SDGs)の環...
トップニュース 【国際】環境NGO、機関投資家に広告代理店へのエンゲージメント強化要請。「広告排出量」開示 英金融シンクタンクNGOのプラネット・トラッカーは2月23日、広告代理店のカーボンニュートラルに対する姿勢を批判するキャンペーンを開始した。広告代理店が、ESG経営を実践していると表明しつつ、環境フットプリントの多い石油・ガ...
トップニュース 【スウェーデン】ストラ・エンソとIUCN、ネイチャーポジティブ検証フレームワーク共同開発。社有林で実証 フィンランド製紙・木材大手ストラ・エンソは2月13日、国際環境NGOの国際自然保護連合(IUCN)とともに、生物多様性へのネットポジティブ(ネイチャーポジティブ)・インパクトを検証するための科学的根拠に基づくフレームワークを...
トップニュース 【オーストラリア】コールズ、サステナビリティ注力の国内サプライヤー農家に資金拠出 小売大手豪コールズは2月7日、酪農場でのサステナビリティ促進基金「Dairy Farm Sustainability Accelerator Fund」を通じ、オーストラリア国内の酪農家100世帯に対し、合計145万豪ドル(約1.4億円)の支援を行うと発表した。 ...
トップニュース 【イギリス】政府、ネイチャーポジティブで一部漁業禁止や泥炭地保護導入へ。保護景観区の大規模改革も 英環境・食糧・農村地域省は1月31日、2023年1月発表の政策大綱「環境改善計画2023」に紐づく新たな計画を発表した。ネイチャーポジティブの一環として、一部海域での漁業禁止や泥炭土壌改善を導入する。 漁業については、
トップニュース 【EU】欧州委、共通農業政策で農家のキャッチクロップ栽培是認へ。休耕地等規則改正 欧州委員会は2月13日、共通農業政策(CAP)に関し、休耕地等に関するルールを改正し、キャッチクロップを認めるEU規則を正式に採択した。2月14日に発効し、2024年1月1日に遡及して1年間有効となる。 同改正規則は、
トップニュース 【国際】PRI、自然分野の集団的エンゲージメント「スプリング」発足へ。世界40社ターゲット指定。日本は2社 国連責任投資原則(PRI)は2月7日、自然分野の集団的エンゲージメント・イニシアチブ「スプリング」で最初のターゲット企業40社を発表した。日本企業では2社が対象となった。 スプリングは、