トップニュース 【国際】FAO、泥炭地モニタリングの推奨手法提示。陸上探査と人工衛星を活用 国連食糧農業機関(FAO)は3月18日、泥炭地マッピング及びモニタリングの技術的な推奨手法をまとめた報告書を発表した。サプライチェーンマネジメントの一環として、炭素固定量や生態系の豊富な泥炭地のマッピングが進む中、あるべ...
トップニュース 【フィンランド】林業UPM、サステナビリティ・リンクローン830億円契約。生物多様性と気候変動 フィンランド林業大手UPMキュンメネは3月17日、サステナビリティ・リンクローン型のコミットメントライン融資(リボルビング・クレジット・ファシリティ)契約を締結したと発表した。初回融資枠は7.5億ユーロ(約830億円)。期間は5...
トップニュース 【フランス】シャネル、2025年までに再エネ100%。サプライチェーンでもCO2削減目標設定 高級アパレル世界大手仏シャネルは3月10日、長期的な気候変動戦略「シャネル・ミッション1.5」を発表した。パリ協定で定められた1.5℃目標と整合性のある形で2030年目標を設定した。シャネルは2019年の時点で、すでにカーボンオフセ...
トップニュース 【スウェーデン】公的年金AP1、化石燃料ダイベストメント決定。原油・ガスも投資除外 スウェーデン公的年金基金AP1は3月16日、化石燃料関連銘柄を投資除外する化石燃料ダイベストメント(投資引揚げ)を決定したと発表した。投資ポートフォリオにおける気候変動関連リスク対応によるもの。 今回の決定は、
トップニュース 【アメリカ】サンフランシスコ職員退職年金基金、投資運用での2050年カーボンニュートラル表明 サンフランシスコ職員退職年金基金(SFERS)理事会は3月11日、「気候アクションプラン」を改訂し、2050年までの二酸化炭素ネット排出量ゼロ(カーボンニュートラル)を目標として設定することを全会一致で採択した。 SFERSはすで...
トップニュース 【国際】2019年石炭火力発電量は3%減。CO2排出量は減少幅最大。英シンクタンク調査 英シンクタンクは3月9日、2019年の世界の電力発電量状況を分析したレポートを発表した。2019年に世界の電力需要は1%伸長したにもかかわらず、石炭火力発電量は3%減少していた。 今回のレポートは、
トップニュース 【アメリカ】バージニア州議会、2045年までに全電源をカーボンニュートラルにする州法案可決 米バージニア州下院は3月5日、2045年までに再生可能エネルギー等の二酸化炭素排出量ゼロ発電100%に切り替える州法案を、賛成51、反対45、棄権1で可決。州上院は2月11日に先に可決していたが、下院可決の直後に、下院での法案改正を...
トップニュース 【イギリス】ガスプロバイダーCadent、英国初トランジションボンド発行。BNPパリバがアレンジ 英ガス小売最大手Cadentは3月4日、トランジションボンド12億ユーロ(約1,500億円)を発行したと発表した。BNPパリバが、ストラクチャー・エージェントを務めた。トランジションボンドの発行は今回が英国初。 英政府は2019年6月、2...
トップニュース 【ベルギー】化学ソルベイ、気候・資源・生活をテーマに2030年戦略発表。定量目標10個設定 ベルギー化学大手ソルベイは2月26日、2030年までの新たなサステナビリティ戦略「Solvay One Planet」を発表した。同戦略では、「気候」「資源」「生活」の3分野を重要と位置づけ、定量目標を10個設定した。 気候変動 1. 世界中で二...
トップニュース 【アメリカ】UCS、UberやLyftによる配車サービス利用増で二酸化炭素排出量が増加。対策必要 科学者の国際環境NGO「科学者NGOの憂慮する科学者同盟(UCS)」は2月25日、アメリカではUberやLyft等のライドシェアの増加により、二酸化炭素排出量や渋滞が増えているとするレポートを発表した。便利に配車できるようになったこと...
トップニュース 【国際】UNEP、持続可能な資源開発ガバナンスの必要性提唱。再エネ等により資源開発が増加 国連環境計画(UNEP)の国際資源パネル(IRP)は2月19日、今後の資源開発の増加すると予測される中、政府と企業に対し、環境・社会ガバナンスの強化を求めるレポートを発表した。資源開発は生態系破壊だけでなく、資源価格のボラテ...
トップニュース 【日本】JAL等4社、廃プラ活用ジェット燃料の検討でプロジェクト発足。パリ協定整合性示せるか 日本航空(JAL)、丸紅、JXTGエネルギー、日揮の4社は2月25日、廃棄プラスチックから代替航空燃料(SAF)を製造・販売する事業について事業性調査を共同で実施すると発表した。国際民間航空機関(ICAO)が二酸化炭素排出量削減制度...
トップニュース 【国際】世界のGDPの半分が2050年カーボンニュートラルを宣言済み。後進国ほどいち早く 英シンクタンクによると、2050年までの二酸化炭素ネット排出量(カーボンニュートラル)を宣言した国及び地方政府の合計GDPが世界の約半数の49%となった。12月に開催されるCOP26議長国の英国は、2050年カーボンニュートラルへの参加...
トップニュース 【アメリカ】デルタ航空、2030年に事業全体でのカーボンニュートラル宣言。世界初 航空世界大手米デルタ航空は2月14日、2030年に二酸化炭素ネット排出量ゼロ(カーボンニュートラル)にすることを目指し、今後10年間で10億米ドル(約1,100億円)を投資すると発表した。投資は3月1日から開始。省エネや代替燃料への...
トップニュース 【イギリス】蒸留酒造Arbikie、世界初カーボンネガティブ蒸留酒発表。えんどう豆由来 英スコットランド蒸留酒造Arbikieは2月19日、世界初のカーボンネガティブを実現したジン(蒸留酒)「Nàdar」を発表した。えんどう豆を原料とし、700mlボトル1本あたり1.54kgの二酸化炭素を固定する。同商品の開発には、アバーティ大...
トップニュース 【日本】キリンHD、2050年までにバリューチェーン全体でカーボンニュートラル。社外取締役も増員 キリンホールディングスは2月10日、2013年に策定した「キリングループ長期環境ビジョン」を改訂し、新たに「キリングループ環境ビジョン2050」を発表した。2050年までに環境インパクトを「ポジティブ」にすることを宣言した。 キ...
トップニュース 【日本】ファミリーマート、2050年カーボンニュートラル目標発表。レジ袋も自主有料化 ファミリーマートは2月19日、気候変動対応に関する2030年と2050年の中長期目標として「ファミマecoビジョン」を策定した。「二酸化炭素排出量の削減」「プラスチック対策」「食品ロスの削減」の3テーマで中長期的な数値目標を設定し...
トップニュース 【マレーシア】メイバンク、CIMB、RHBら3社、脱石炭潮流に逆行。BNM勧告無視、国際NGOも批判 国際環境NGOのFriends of the Earth(FoE)のオーストラリア支部Friends of the Earth(FoE)Australiaが展開するプロジェクト「Market Forces」は2月17日、気候変動リスクやレピュテーションリスクを背景に他行が脱石炭を進める一...
トップニュース 【デンマーク】カールスバーグ、4年間でCO2を30%減。石炭火力から再エネへの転換が奏功 飲料世界大手デンマークのカールスバーグは2月7日、二酸化炭素排出量を2015年比30%まで削減し、同社サステナビリティ目標「Together Towards Zero」に向け順調に進捗していると発表した。 同社は2020年までに、100%再生可能エネル...
トップニュース 【国際】IGES、フィンランド・日本等5ヵ国の生活からのCO2排出量算出。日本語要約版発表 地球環境戦略研究機関(IGES)は1月30日、日常生活での消費や行動が気候変動に与える影響を推定したレポートの日本語要約版を発表した。ライフスタイル全体のでカーボンフットプリントを算出した。日本では、石炭火力発電電力の消費...