トップニュース 【ASEAN】ASEANタクソノミー第2版発行。石炭火力を例外なく段階的廃止。ガスでも基準厳しく ASEAN財相・中央銀行総裁会合(AFMGM)が創設した「ASEANタクソノミー委員会(ATB)」は3月27日、ASEAN版タクソノミー「サステナブルファイナンスのためのASEANタクソノミー」の第2版を発行した。約2年半ぶりに改訂した。 【参考】...
トップニュース 【国際】ロンドン金属取引所、RMIのデューデリ基準を整合と認定。取引容易に 電子機器業界サステナビリティ推進機関RBA(責任ある企業同盟)は4月18日、団体の活動「責任ある鉱物イニシアチブ(RMI)」が策定した「鉱物サプライチェーンのためのグローバル責任ある調達デューデリジェンス・スタンダード-全鉱...
トップニュース 【国際】英シンクタンク、日本のアンモニア混焼石炭火力政策を批判。除外すべき 英気候変動シンクタンクE3Gは4月17日、日本の官民が推奨するアンモニア混焼石炭火力発電は気候変動緩和のソリューションとはならないとするレポートを発表した。日本や東南アジア諸国におけるクリーンエネルギーへの移行を弱体化さ...
トップニュース 【国際】G7外相会合、安全保障を中心に議論。エネルギー、食料、偽情報等も話題に G7外相は4月16日から18日、長野県軽井沢町で会合を開催。最終日に共同声明を発表した。安全保障やグローバル課題に関する内容が盛り込まれた。 G7では昨今、
トップニュース 【国際】CDP、世界6743社にプラスチック対策の回答要請。関連5セクター中心。740投資家賛同 国際的な気候変動情報開示推進NGOのCDPは4月19日、6,743社に対し、プラスチックに関する設問への回答を要請した。回答は、CDPウォーター・セキュリティの2023年の設問票の中で行う形を採る。 開示を要請される企業は、
トップニュース 【ドイツ】最後の原発3基が稼働停止。60年のドイツ原発時代に幕。石炭火力も2038年廃止へ ドイツ政府は4月15日、最後まで稼働していた原子力発電所の稼働が停止。脱原発が完了した。ドイツでは約60年前に原子力発電が開始したが、ドイツでの原子力時代が終わった。 今回、稼働を停止したのは、エムスランド原子力発電所...
トップニュース 【日本】経産省、関電と九電、中国電に業務改善命令。東北電、中電、四国電には勧告。情報漏洩 経済産業省は4月17日、一般送配電事業者による非公開情報の漏洩事案に関し、関西電力、関西電力送配電、九州電力、九州電力送配電、中国電力ネットワークの5社に対し、業務改善命令を発出した。 【参考】【日本】東北電力、新電力の...
トップニュース 【国際】G7環境・エネルギー相会合、天然ガス促進盛り込まれず。化石燃料段階的廃止も時期示せず G7気候・エネルギー・環境相は4月15日と16日、札幌市で会合を開催。最終日に共同声明を発表した。全36ページ。現時点での合意事項や方向性をまとめた。 同声明では、まず、パリ協定に基づく気候変動1.5℃目標と、昆明・モントリオ...
トップニュース 【国際】EV急速充電規格、CHAdeMOの敗色濃厚。バイデン政権CCS必須決定。ICMMもCCS協働へ 国際金属・鉱業評議会(ICMM)は3月30日、電気自動車(EV)急速充電の国際規格「コンバインド・チャージング・システム(CCS;コンボ)」の普及推進団体CharINと協働で、鉱業用ダンプトラックの電化を目指すタスクフォース「CharIN ...
トップニュース 【国際】ルフトハンザ、WEFと米国務省運営のFMC加盟。欧州航空企業で初。市場シグナル 航空世界大手独ルフトハンザ・グループは3月28日、米国務省と世界経済フォーラム(WEF)が運営する重工業・輸送のカーボンニュートラル化イニシアチブ「First Movers Coalition(FMC)」への加盟を発表した。欧州の航空会社からの加...
トップニュース 【国際】再エネ、2022年の新規設備容量の83%占める。発電量もシェア12%にまで上昇 国際再生可能エネルギー機関(IRENA)は3月21日、世界の再生可能エネルギー設備容量に関する年次報告書の2023年版を発表した。2022年に増加した世界の発電設備容量のうち83%が再生可能エネルギーだった。2022年の新規設備容量は過去...
トップニュース 【国際】WBCSD、「エネルギー気候シナリオ・カタログ」第2版リリース。シナリオ追加。データも更新 持続可能な発展を目指すグローバル企業団体WBCSD(持続可能な開発のための世界経済人会議)は3月31日、気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)開示に関し、エネルギー・電力関連分野でのシナリオ分析を支援するためのオンライ...
トップニュース 【日本】環境NGO4団体、気候変動株主提案提出。メガバンク3行、三菱商事、東電、中電 環境NGO4団体は4月11日、三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)、三井住友フィナンシャルグループ(SMFG)、みずほフィナンシャルグループ、三菱商事、東京電力ホールディングス、中部電力の6社に対し、気候変動株主提案を提出し...
トップニュース 【アメリカ】ウォルマート、EV充電でも「Every Day Low Price」。数千店舗にステーション設置へ 小売世界大手米ウォルマートは4月6日、2030年までに全米のウォルマート及びサムズ・クラブの店舗数千ヶ所に電気自働車(EV)充電ステーションを設置すると発表した。 同社は現在、
トップニュース 【日本】NGO90団体、石炭火力バイオマス混焼を批判。日本政府に支援中止要求 環境NGO90団体は4月11日、4月15日と16日に開催されるG7札幌気候・エネルギー・環境相会合に向け、共同声明を発表。日本政府に対し、石炭火力発電へのバイオマス混焼・専焼を支援しないよう要求した。 同共同声明は、木質バイオマ...
トップニュース 【オーストラリア】キャップ&トレード排出量取引制度が7月1日から開始。法改正可決 オーストラリア連邦上院と下院は3月30日、同国の二酸化炭素排出量取引制度を改正する法案を可決した。2023年7月1日から新制度に移行する。2022年5月に自由党から労働党に政権が移り、いよいよ本格的なキャップ&トレード型の排...
トップニュース 【国際】IEA、CCUSプロジェクト・データベース公開。2022年に大幅増。先進国で政策後押し 国際エネルギー機関(IEA)は3月24日、炭素回収・利用・貯留(CCUS)のプロジェクト・データベースを公開した。現時点で世界570件以上の案件が掲載されている。 CCUSは、
トップニュース 【国際】世界風力会議、2023年レポート発行。2027年までに毎年15%成長を予測 風力発電国際業界団体の世界風力会議(GWEC)は3月27日、風力発電に関する年次報告書「Global Offshore Wind Report 2023」を発行した。2022年の風力発電の新規設備容量は過去3番目となる78GWで、合計906GWにまで伸長。課題としてサ...
トップニュース 【ドイツ】GIZとSAP、ブラジルでグリーン水素認証スキーム普及へ。EU再エネ指令展開 IT世界大手独SAPは3月23日、グリーン水素認証スキームの開発で、ドイツ国際協力庁(GIZ)と官民パートナーシップを締結したと発表した。ブラジルでのグリーン水素認証ルールを構築しにいく。ドイツ連邦経済・気候行動省(BMWK)が補...
トップニュース 【日本】政府、再エネ導入アクションと新たな水素基本戦略を策定へ。当面はペロブスカイト頼み 日本政府は4月4日、内閣官房に設置されている再生可能エネルギー・水素等関係閣僚会議を開催。「GX実現に向けた基本方針」を踏まえた再生可能エネルギーの導入拡大に向けた関係府省庁連携アクションプランの策定とともに、水素基本...