【国際】ペプシコ、世界の飢餓対策で国際フードバンクNGOのGFNとの連携強化。8500万人に食糧支援

Facebook Twitter Google+

 飲料世界大手米ペプシコは1月18日、国際的なフードバンクNGOのGlobal FoodBanking Network(GFN)とのパートナーシップを強化し、2018年に食糧が必要な世界中のコミュニティ合計8,500万人に食糧を届けると発表した。GFNは現在、世界30ヶ国以上で活動している。  国連の調査によると、世界では9人に1人が慢性的な飢餓に苦しんでおり、飢餓人口は2018年まで3年連続で増加している。飢餓は、児童の健全な発育を阻害すると共に、母親の出産能力も低下させてしまう。これにより経済的活力や社会の安全性も損なうことにもつながる。  今回の活動では、南アフリカでは、農場から食品廃棄物を飢餓に苦しむ同国20万人に届けるFoodForward South Africa(FFSA)の活動を支援。2018年には食品を届けられる対象者を200万以上に増やす。  また、ペプシコは、GFNの物流システム強化のために50万米ドル(約5,500万円)を投資。物流に関するスタッフ研修と、トラックや冷蔵設備等、食糧の物流に必要な設備の購入を支援する。フードバンク団体は、金融機関からの融資を受けられないことも多く、ペプシコの金融支援は大きな支援となる。これにより2018年だけで17.5万人に食糧を届けられるという。  ペプシコは、栄養素のある食品へのアクセスを事業の使命と位置づけており、最近では食品の栄養素を高めると共に、栄養の行き届かない数十億人のコミュニティへの食糧アクセスにコミットすることを決めた。米国では、ペプシコ財団を通じて、低所得層向け食糧支援に従事するNGOの支援に取り組んできており、今回その知見を世界中に展開する考え。ペプシコ財団としても、国連世界食糧計画(WFP)に1,200万米ドルを拠出し、世界中の飢餓対策をさらに進める。 【参照ページ】PepsiCo And The Global FoodBanking Network Partnership Delivers More Than 85 Million Servings Of Fresh Food To Communities In Need In 2018

» 続きを読む

【アメリカ】ペプシコ、2025年までにペットボトルを33%再生素材で生産。サプライヤーに要請

Facebook Twitter Google+

 飲料世界大手米ペプシコは10月26日、ペットボトル等のプラスチック容器に関する2025年コミットメントを発表した。2025年までに、プラスチック容器製造での再生素材割合を25%に増加。ペットボトルに限定すると再生素材割合を33%にまで増加させる。サプライヤーに協力を要請する。  今回の発表は、ペプシコが2016年に発表した2025年目標「Performance with Purpose 2025 Agenda」の一環。同目標では、2025年までにプラスチック容疑を100%リサイクル、堆肥化または生分解可能な素材に転換することや、容器による二酸化炭素排出量削減、再生素材割合の増加を掲げていた。今回、再生素材割合の目標を具体的に掲げた形。  目標達成に向けては、すでにアクションを始めている。2018年7月、ペプシコ財団及び環境NGOのRecycling Partnershipと、全米家庭2,500万世帯での家庭プラスチックごみ回収プロジェクト「All in on Recycling」を開始。9月には、世界経済フォーラム(WEF)主導の「Global Plastic Action Partnership(GPAP)」に参画し、東南アジアを含む沿岸都市でのサーキュラーエコノミー確立に乗り出した。2018年には、100%再生プラスチックで製造するペットボトル生産でLoop Industriesと長期調達契約を締結した。 【参考】【アメリカ】ペプシコ、100%再生ペットボトル開発Loop Industriesと複数年調達契約。2020年から導入(2018年10月15日) 【参照ページ】PepsiCo Announces New Packaging Goal For 25% Recycled Plastic Content By 2025

» 続きを読む

【国際】コカ・コーラ、ペプシコ、ユニリーバ、P&G等、海洋プラスチック対策Circulate Capitalに出資

Facebook Twitter Google+

 インパクト投資運用米Circulate Capitalは10月25日、海洋プラスチック対策ファンドを近々組成し、すでに約9,000万米ドル(約100億円)の出資が集まっていることを明らかにした。出資者は、ペプシコ、P&G、ダウ、ダノン、ユニリーバ、コカ・コーラ・カンパニー等。国際環境NGOのOcean Conservancyも運営に協力する。ファンドは2019年前半に組成する。  Circulate Capitalのファンドは、海洋プラスチック問題への対策に資する廃棄物管理やリサイクル関連のスタートアップ企業に投資するとともに、政府やNGOの活動を巻き込み慈善団体の資金や技術支援も提供していく。政府やNGOからの支援を引き出すことで、民間投資のインセンティブを高めるユニークな取組で注目を集めている。  特に海洋プラスチック問題が深刻な南アジア及び東南アジアを主な対象とする。 【参照ページ】Circulate Capital Announces US$90 Million in Expected Funding To Combat Ocean Plastic

» 続きを読む

【アメリカ】ペプシコ、100%再生ペットボトル開発Loop Industriesと複数年調達契約。2020年から導入

Facebook Twitter Google+

 飲料世界大手米ペプシコは10月10日、再生ペットボトルを開発、生産するカナダのLoop Industriesと複数年の調達契約を締結した。Loop Industriesの米国合弁企業から再生ペットボトルを購入し、2020年前半の導入を目指す。  Loop Industriesは、廃ペットボトルや廃プラスチックを100%原料とするペットボトルを製造する技術を持つ企業で2010年創業。現在米ナスダックに上場している。Loop Industriesの技術では、ペットボトルの原料となるポリエチレンテレフタラートを、常温常圧下で、モノエチレングリコール(MEG)とテレフタル酸ジメチル(DMT)に分解することできる。分解された分子は、着色や付属物、付着物等を除去し純化され、そこから再びペットボトルを生成できる(ケミカルリサイクル)。これらのプロセスが常温常圧下で可能なため、リサイクルにかからコストや二酸化炭素排出量、エネルギー消費量も大幅に削減できる。また、同様のプロセスで、他のポリエステル廃棄物もペットボトルに再生できる。  ペプシコは今回、Loop Industriesの技術は商業的にも導入可能と判断した。 【参照ページ】PepsiCo and Loop Industries Sign Multi-Year Supply Agreement for Loop Branded 100% Sustainable Plastic 【機関サイト】Loop Industries

» 続きを読む

【国際】ジェンダー賃金格差是正EPIC、2030年までの具体的アクション誓約要請。イケア、ネスレ等参加

Facebook Twitter Google+

 UN Women、ILO(国際動労機関)、OECD(経済協力開発機構)が運営する「Equal Pay International Coalition(EPIC)」は9月26日、2030年までにジェンダー賃金格差を解消するために具体的なアクションを誓約するコミットメントを呼びかけるイベントを開催した。EPICは男女の賃金格差是正を目指すパートナーシップ。今回のコミットメントは、国連総会期間中にEPICが主催したイベントで披露され、すでに政府や企業からの誓約が集まった。 【参考】【国際】国連、女性活躍イニシアチブを2つ発足。テクノロジー分野ではソニー等企業も参加(2017年9月26日)  企業から誓約を表明したのは、イケア、デロイト、ペプシコ、ネスレ、ノバルティス等。また、イベントにはアイルランド大統領、国際労働組合総連合(ITUC)、国際経営者団体連盟(IOE)。セーブ・ザ・チルドレン、CIVICUS等のNGOも誓約に参加した。 【参照ページ】Global leaders and companies pledge to reduce the gender pay gap by 2030 【参照ページ】DEMONSTRATING COMMITMENT AND LEADERSHIP ON EQUAL PAY – AN EPIC PLEDGING EVENT 【誓約】PLEDGE FORM

» 続きを読む

【国際】ペプシコ、ダノン、ネスレ、植物素材100%ペットボトル開発開始。大規模実証プラント建設着工

Facebook Twitter Google+

 世界飲料大手米ペプシコは9月10日、100%植物由来のペットボトルを共同で開発するイニシアチブ「NaturALL Bottle Alliance」への参加を発表した。NaturALL Bottle Allianceは、仏ダノン、仏ネスレ・ウォーターズ、植物由来素材開発Origin Materialsが2017年3月に立ち上げたイニシアチブ。Origin Materialsは米カリフォルニア州に本社がある。  同イニシアチブは、100%植物由来のペットボトルを商業利用可能なコストで清算することを目標に置き、段ボールやおがくず等のバイオマスを回収、使用し、ペットボトルを製造する取組を開始。すでに植物由来素材割合80%のペットボトル製造に成功した。現在、カナダ・オンタリオ州で大規模な実証プラントの建設に入っている。同施設では2020年までに運転を開始し、年間18,000tのバイオマスを用いたペットボトル生産を行う予定。同時に、生物素材割合95%のペットボトル生産もすでに視野に入っており、最終的には100%を狙う。  日本では、不思議なことにプラスチック製ストローの話ばかりが先行して話題になっているが、海外ではストローだけでなく、プラスチック容器やプラスチック包装等、プラスチック全般に対する取組が数年前から始まっている。ストローばかりに目を向けていては、再び海外企業に遅れを取ることとなる。 【参照ページ】Danone, Nestlé Waters and Origin Materials welcome PepsiCo to the NaturALL Bottle Alliance

» 続きを読む

【アメリカ】ペプシコ、未開発地域での水アクセス確保プロジェクトで世界1600万人にアクセス提供

Facebook Twitter Google+

 飲料世界大手米ペプシコは6月18日、世界の水ストレスの高い地域での水アクセス構築プロジェクトの途中経過を発表し、1,600万人に安全な水へのアクセスを提供できたと発表した。ペプシコは2006年から、「Performance with Purpose vision」として同プロジェクトを開始し、2025年までに2,500万人への水アクセス提供を目標としている。  現在、世界では人口増加や気候変動の影響により、約40億人が水アクセスに課題を抱えている。3分の2の人口は年に一ヶ月以上水不足に悩まされており、とりわけ人口大国の中国とインドでは水不足が悩む人の数も多い。さらに今後2050年までに水需要は50%も増加すると言われており、水リスクが高まっている。水ストレスの高い地域では、生活に課題を抱えるだけでなく、社会紛争の原因ともなっている。  ペプシコは、水アクセス分野では水分野に強いNGOとのパートナーシップを進めており、すでにSafe Water Network、Water.org、WaterAid、中国婦女発展基金会(CWDF)、米州開発銀行、The Nature Conservancy、2030 Water Resources Groupと提携。米国、中南米、中国、インドで水提供プロジェクトを展開中。  2025年に向けては、今回新たにペプシコ財団からWaterAidに420万米ドル(4.6億円)の寄付を行い、インド南部の水不足地域で水提供プロジェクトを展開する。また、中国ではCWDFに200万米ドル(約2.2億円)寄付し、中国の水不足地域での水アクセスを確保していく。CWDFは、「Water Cellars for Mothers」プロジェクトを展開しており、ペプシコは同プロジェクトに参加する初のFortune500企業となる。 【参照ページ】PepsiCo Expands Safe Water Access to nearly 16 Million People, Achieving More than 60 Percent of Company's Performance with Purpose 2025 Goal

» 続きを読む

【アメリカ】ペプシコと環境団体TNC、河川流域保護で連携。水リスク高い地域に水還元措置

Facebook Twitter Google+

 飲料世界大手米ペプシコは3月20日、国際環境NGOのThe Nature Conservancy(TNC)と協働で米国南西部での水資源保護プロジェクトを開始すると発表した。ペプシコは、2011年から2015年までの5年間で水消費量の大幅削減とコスト削減を達成。2016年には新たな目標として、2025年までに水リスク高い地域で商品製造で用いた水消費量以上の水を水系に還元することを掲げた。今回のプロジェクトはその一環。  今回のプロジェクトは、アリゾナ州のソルト・ヴェルデ川が舞台。ソルト・ヴェルデ川の水系保護では、企業、地域社会、農家、他の関係機関等が「 Salt and Verde Alliance」を立ち上げ活動を展開。ペプシコも2017年から参加しており、ヴェルデ川渓谷に1.1億ガロン(約4.2億l)の水を水系に還元した。TNCも2017年、同地域の最大農家Hauser and Hauser Farmsに対し、大量の水が必要な湛水灌漑から、水消費効率の高い点滴灌漑への転換を支援した。  今回新たに発表したプロジェクトでは、Hauser and Hauser Farmsの栽培品目をアルファルファから大麦に変更する支援を行う。大麦はソルト・ヴェルデ川の水位が高い季節に水を必要とし、水位が低い地域は水消費が減るため、水系の負担の観点から適している。TNCは同時に、生産された大麦の経済性を高めるためアリゾナ州初の麦芽製造所を建設することも発表した。  ペプシコとTNCは他にも、ユタ州プライス川の水系保護を行うための土地買収も発表。ペプシコが支援し、買収はTNCが実施する。実現すると毎年2億ガロン(約7.5億l)の水を利用可能にできる。また、テキサス州ではCibolo Bluffs保護区では、200万人の生活を支える貯水帯約20km2をTNCが管理する活動にペプシコも支援を提供する。 【参照ページ】World Water Day: PepsiCo and The Nature Conservancy Announce New Water Conservation Projects in Southwestern States

» 続きを読む

【インドネシア】米ペプシコ、食品大手Indofood子会社からのパーム油調達を停止。人権侵害への関与

Facebook Twitter Google+

 食品世界大手米ペプシコは1月24日、インドネシア食品大手Indofoodのシンガポール食品子会社Indofood Agri Resources(IndoAgri)からのパーム油の調達を一時停止すると発表した。IndoAgriに対しては、国際環境NGO米Rainforest Action Network(RAN)、国際人権NGO米OPPUKと米International Labor Rights Forumが2016年4月に、人権侵害に関与していると問題提起。2017年11月には、詳細な報告書を発表し、ペプシコ、ネスレ、カーギル、ユニリーバ、ケロッグ、モンデリーズ、マース、P&G等に対し、取引見直しを要求していた。今回のペプシコの発表は、RANの要求に応じた形。  RANらは、Indofoodがインドネシアでパーム油を製造する過程で、法外な低賃金や危険な環境での労働を労働者に強いている指摘している。すでに事象は、国際的なパーム油認証団体RSPO(持続可能なパーム油のための円卓会議)にも報告されている。IndoAgriは、一定の対応策をすでに発表しているものの、今回ペプシコは「さらなる進展と目に見える成果が上がるまで取引を停止する」と発表した。  Indofoodは、ペプシコのスナック菓子を現地生産するため合弁企業を両社の間で設立しており、ペプシコとIndofoodの事業の繋がりは強い。今回そのペプシコが、Indofood子会社のIndoAgriとの取引停止を発表した意義は大きい。ペプシコは今後、RSPOでの審議の支援、RAN等の国際NGOとの協議、IndoAgriや1次サプライヤーへの働きかけ、Indofoodsの事業方針策定支援等を実施していく。  Indofoodは、インドネシアの巨大財閥サリム・グループの1社。 【参照ページ】PepsiCo sourcing of palm oil from Indonesia 【参照ページ】PepsiCo Admits Connection to Ongoing Labor Abuse In First Public Statement Following Investigative Report 【報告書】THE HUMAN COST OF CONFLICT PALM OIL REVISITED

» 続きを読む

【国際】コカ・コーラ、ユニリーバ、ウォルマート等11社、2025年までのパッケージ・リサイクル100%を宣言

Facebook Twitter Google+

 サーキュラーエコノミー推進の英エレン・マッカーサー財団は1月23日、世界経済フォーラム(WEF)年次総会(ダボス会議)の場で、グローバル企業11社が2025年までに全パッケージを再利用、リサイクル、堆肥化可能な素材に変えることを表明していると発表した。11社は、コカ・コーラ、ペプシコ、エビアン、ウォルマート、ユニリーバ、ロレアル、マース、マークス&スペンサー、エコベール、アムコール、Werner & Mertz。11社の生成プラスチック量総計は年間600万t以上に上り、廃棄物が削減されるインパクトは大きい。  また、同財団は、慈善活動家ウェンディー・シュミット氏の支援の下に立ち上げた「ニュー・プラスチック・エコノミー・イノベーター賞」の受賞企業5団体を発表。賞の運営では、オープンイノベーションや技術開発支援をするNineSigmaも協力した。選ばれた5団体は、米ピッツバーグ大学、スペインのAronax Technologies、米Full Cycle Bioplastics、フィンランドのVTT Technical Research Centre of Finland 、独Fraunhofer Institute for Silicate Research ISC。各団体は、リサイクルが容易な新たなパッケージ素材を発明した。受賞5団体には、各20万米ドルの賞金が提供された。  受賞団体は今後、2017年10月に発表された「Circular Design Challenge」の勝者とともに、12ヶ月のアクセラレータープログラムに参加し、Think Beyond Plasticや専門家と協働して大規模で市場展開可能な商品開発を進める。 【参照ページ】$1 million awarded for new materials to tackle the causes of ocean plastic pollution

» 続きを読む
ページ上部へ戻る