【スイス】ネスレ、「パッケージ科学・研究所」をローザンヌに新設。再利用・リサイクル技術革新狙う

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 食品世界大手スイスのネスレは12月6日、容器・包装の再利用やリサイクルを推進するための研究所「ネスレ・パッケージ科学・研究所(Nestlé Institute of Packaging Sciences)」をスイス・ローザンヌに設立すると発表した。同社は、2025年までに容器・包装を100%再利用またはリサイクル目標を掲げている。  同研究所には50人の社員と最新のR&D設備を配置。重点開発するものは、リサイクル・生分解・堆肥化可能なポリマー素材や機能性紙。プラスチック包装・容器のリサイクル機能を高める斬新なコンセプト確立にも挑む。 【参照ページ】Nestlé creates research institute for packaging to accelerate sustainability agenda

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【アメリカ】モンデリーズ、2025年までに全世界で包装を100%リサイクル可能素材に転換

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 食品世界大手米モンデリーズ・インターナショナルは10月9日、2025年までに全世界、全製品の包装を100%リサイクル可能素材に切り替えることを含めた包括的な包装リサイクルプログラムを発表した。同社は長期的に包装廃棄物を純ゼロにするビジョンを掲げており、今回の施策も包装のサーキュラーエコノミー化に向けた取組の一環。  モンデリーズ・インターナショナルは、これまでも包装の環境負荷削減に取り組んできており、ほとんどの包装はすでにリサイクル可能なものに切り替えられている。包装に用いられる原料は、ガラス、紙、金属が約75%を占め、紙素材の75%は再生素材が用いられている。また英国では、チョコレート菓子「キャドバリー・ヒーロー」の包装を見直し、プラスチック使用量を17%削減し、輸送時重量も30%削減した。アジア、中東、アフリカでは、梱包段ボールを見直し1,000t以上削減。米国では、クッキー菓子「オレオ」の包装を23%薄くし、年間1,500tのボール箱重量削減を実現した。  今回のプログラムでは、2025年までに全包装素材を100%リサイクル可能なものにする。加えて、2020年までに65,000tの紙素材の調達を100%サステナビリティ調達に切り替える。また、2020年までに包装素材消費量を世界全体で65,000t削減する。  消費者向けの情報提供にも力を入れる。2025年までに消費者向けに、世界各地域での包装リサイクルや包装再利用情報を整理した情報を提供する。また廃棄物を削減するため、各地の業界団体や官民連携プロジェクトにも積極的に参加していく。

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【スイス】ネスレ、2025年までに全プラスチックパッケージをリサイクル・再利用可能な素材に切替

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 食品世界大手スイスのネスレは4月10日、2025年までに同社商品の全パッケージをリサイクルまたは再利用可能なものに切り替えると発表した。最終的に埋立廃棄物をゼロにする完全再キューラーエコノミーを確立することが目標。  プラスチックごみは、世界が直面する大きな環境問題の一つ。ネスレ1社だけでなく、同業他社やバリューチェーン上の企業からも協力を仰ぎながら、イニシアチブを推進する。ネスレが注力するのは、(1)リサイクルされたプラスチック素材の割合が大きいパッケージの使用、(2)リサイクルできないプラスチックの使用の停止,(3)パッケージ素材の複雑な化合の停止または変更、の3つ。  今回ネスレは具体的アクションとして、事業展開国でのパッケージ回収からリサイクルまでのスキーム確立、同業他社やバリューチェーン上の企業と協力しプラスチック使用を減らした新パッケージの開発、消費者へリサイクルを促進するための商品ラベルの貼付、リサイクル市場の活性化等を掲げている。 【参照ページ】Nestlé aiming at 100% recyclable or reusable packaging by 2025

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【アメリカ】コカ・コーラ、世界全体で2030年までにペットボトル・空き缶を100%リサイクル

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 食品世界大手米コカ・コーラは1月19日、2030年までに世界全体でペットボトルや空き缶を100%回収しリサイクルする「廃棄物ゼロ・イニシアチブ」を宣言した。同社はすでにビジョン「World Without Waste」の下でパッケージ100%をリサイクル可能素材にする動きを進めているが、今回リサイクル100%に向け取り組む。実現に向け「地球への投資」と「パッケージへの投資」の二本柱で進める。  「地球への投資」では、2030年までに、コカ・コーラが販売するペットボトルや缶飲料と同量のペットボトルや空き缶を回収、リサイクルする仕組みを構築する。同社の強みであるマーケティング力を活かし、地域コミュニティや業界のパートナー、顧客企業、消費者と連携。リサイクルの目的や仕組み等の情報を発信し、100%のリサイクル率を目指す。  「包装容器への投資」では、引き続き世界全体でパッケージ素材100%をリサイクル可能なものに転換し、原材料の再生素材割合を増やしていく。2030年までに各パッケージに使われるバージン・プラスチック量を50%削減する。  コカ・コーラは、2015年に水の純使用量をゼロにする目標を5年前倒しで達成。その成功を受けて今回の廃棄物ゼロイニシアチブを立ち上げた。取組では、エレン・マッカーサー財団のイニシアチブ「New Plastics Economy」や、オーシャン・コンサ―バンシーの「Trash Free Seas Alliance」、世界自然保護基金(WWF)の「The Cascading Materials Vision」「Bioplastic Feedstock Alliance」等とも連携する。  ペットボトルや空き缶のリサイクルでは、回収が鍵を握る。今回コカ・コーラは、自社製品のリサイクルにこだわらず、他社製品も含め販売と同量のリサイクルを目標に据えることで、「実質的」なリサイクル率100%を目指す考えだ。 【参照ページ】The Coca-Cola Company Announces New Global Vision to Help Create a World Without Waste

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【国際】マクドナルド、2025年までに再生素材パッケージに転換し、使用後は全てリサイクル

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 ファーストフード世界大手米マクドナルドは1月16日、世界全店舗で、全パッケージ素材を、2025年までに再利用素材、再生素材、森林管理協議会(FSC)の認証取得済素材に切り替えると発表した。さらに、2025年までに店舗内の持ち帰り用パッケージ(コップ、持ち帰り用バッグ、ラップ、ナプキン等)を100%リサイクルする。  マクドナルドの店舗数は、現在100ヶ国以上で合計37,000店ある。現在、持ち帰り用食器に占める再利用素材、再生素材、FSC素材の割合は50%。パッケージに占める割合は64%。一方、持ち帰り用食器の店舗でのリサイクル割合は10%にとどまる。  リサイクルでは、環境NGOのEnvironmental Defense Fund(環境保護基金)との提携を25年前に開始。その後10年で、約14万tのパッケージを削減し、段ボール10万tをリサイクルを実現し、廃棄物を30%減らすことに成功した。2014年には、世界自然保護基金(WWF)の「Global Forest & Trade Network」プログラムに参画し、FSC認証の紙・パルプ利用を進めてきた。最近では、2020年までに、パッケージに使用される紙・パルプは全て、リサイクル素材か、森林破壊をしていないことを証明された素材に限定するという目標を掲げており、今回発表の目標はそれをさらに推し進めるものとなる。  リサイクルに関する規制や制度は国や地域、都市ごとに異なるが、専門家や自治体、環境団体らと協力しながら目標達成を目指す。具体的には、パッケージのデザインやリサイクルプログラムの設計、効果測定、従業員や顧客への啓蒙活動を行う予定。 【参照ページ】By 2025, all of McDonald’s Packaging to Come from Renewable, Recycled or Certified Sources; Goal to Have Recycling Available in All Restaurants

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【アメリカ】ペプシコ、「ニュー・プラスチック・エコノミー」にコアメンバーとして参画

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 飲料世界大手ペプシコは5月17日、プラスチック・パッケージのリサイクル等を推進する国際イニシアチブ「ニュー・プラスチック・エコノミー」にコアメンバーとして参画すると発表した。「ニュー・プラスチック・エコノミー」は、英国のエレン・マッカーサー財団が主導している活動。企業、政府、NGO、学者、市民が一体となって、サーキュラーエコノミー(循環型経済)の考え方に従って、プラスチック・パッケージを循環可能なものにしていく取組を推進している。  ペプシコは以前から、2025年までに全てのプラスチック・パッケージを生分解可能またはリサイクル可能な素材に変えるという目標を掲げており、今回の「ニュー・プラスチック・エコノミー」コアメンバーへの参画はその取組の一環。イニシアチブの中で他社と知見を共有することで、目標の実現を目指す。  同社は、「ニュー・プラスチック・エコノミー」コアメンバーへの参画以外でも、 2017年3月から、バイオテクノロジー企業の米Danimer Scientificと生分解可能な樹脂フィルム素材の開発で協力 ペプシコ財団を通じて、包括的なリサイクル支援基金Closed Loop Fundを設立し、1億米ドルを投入。路上ゴミのリサイクル等も含め米国のリサイクル率を向上 ペプシコ・リサイクリング・イニシアチブでは、米国の義務教育課程、大学、地域社会と協力し、リサイクル率向上のためのプログラムや啓蒙活動を実施。2010年より、4,000校以上とパートナーシップを結び空き缶や空きボトル9,300万をリサイクル。同校に対して合計100万米ドルをインセンティブと支給。 などの活動を実施している。 【参照ページ】PepsiCo joins New Plastics Economy Initiative as Core Partner

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【アメリカ】P&G、海洋廃棄プラスチック素材をシャンプーボトルに活用。欧州市場で販売

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 食品・消費財世界大手P&Gは1月19日、同社の主力商品で世界1位の市場シェアを持つシャンプー「H&S」の商品容器に、海洋廃棄プラスチックからリサイクルした素材を25%利用する試みを発表した。この取組のため、リサイクル関連事業企業TerraCycleとSUEZの2社とパートナーシップを結ぶ。海洋廃棄プラスチックを用いた容器を使ったシャンプーは、限定ボトルとして今年の夏に仏カルフールの店頭に並ぶ。同社によると、海洋廃棄プラスチックをシャンプー容器に使うのは世界初、使用済プラスチックを製品にリサイクル規模として世界過去最大。  同社はさらに、2018年末までにヨーロッパ市場において、年間5億本以上の容器で最大25%使用済プラスチックを使用するという目標も掲げた。5億本は、同社の主力商品である「H&S」や「パンテーン」などヨーロッパ市場向け商品の90%以上が対象となる規模。目標達成のために必要な使用済プラスチックは、年間2,600t(ボーイングの747ジャンボジェットのおよそ8機分)と膨大。同社は、2020年までに使用済みプラスチックの使用量を重量ベースで2倍にするという計画を掲げており、今回の施策はそれへ向けての一環となる。  エレン・マッカーサー財団の試算によると、世界全体で現在95%のプラスチック容器がリサイクルされずに投棄されている。それによる経済損失は800億から1,200億米ドル。手を打たなければ、2050年までに海洋廃棄プラスチックの量は重量ベースで魚の総重量より多くなってしまう。  使用済容器を消費者がどう扱うかは、従来の考え方ではメーカーの責任の範疇ではない。しかし、消費者の責任としたところで地球の環境問題が解決されるわけではない。そのため、グローバル企業の中には、自社の商品や商品容器を消費者がどう扱うかもメーカーの検討範囲だとし、サプライチェーンの川下の動向まで含めたあるべき姿を模索している。「ライフサイクル・アセスメント」という言葉は今や川上のサプライチェーンだけでなく、川下のサプライチェーンまで含まれるようになってきている。 【参照ページ】P&G’s Head & Shoulders Creates World’s First Recyclable Shampoo Bottle Made with Beach Plastic

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【イギリス】ウェイトローズ、パッケージに食品廃棄物を用いたパスタを新発売

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 英国小売大手ウェイトローズは7月28日、グルテンフリーのフジッリパスタの販売を開始すると発表した。この新商品では、パッケージの一部に食品廃棄物が利用される。新商品は二種類で、グリーンえんどう豆のパスタと、レッドレンティル前のパスタ。パッケージに食品廃棄物を採用するのは英国のスーパーでは初。ウェイトローズは英国内でハイエンドスーパーマーケットとして知られている。  パッケージに利用される食品廃棄物は、商品そのものの製造過程で生まれる廃棄物を活用する。パスタ製造の過程では、基準に達しない豆が出るが、それを捨てずにパスタのパッケージに利用したのが今回の取り組みだ。パッケージ素材のうち15%が、この基準を満たさなかった豆となる。これにより、パルプの原木の15%、温室効果ガス排出の20%をそれぞれ削減することできるという。パッケージ素材が直接パスタと接触しても問題がなくなったことで、通常であればパスタとパッケージの間に用いる内部包装も不要となった。また、パッケージは100%リサイクルが可能。  この新商品は8月1日から販売が開始されており、値段は250グラム入りで1.99ポンド(約260円)。 【参照URL】Waitrose serves up pasta with packaging made from food waste 【企業サイト】Waitrose

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【スウェーデン】テトラパック、業界初となる100%植物由来の再生可能な容器開発に成功

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スウェーデンに本拠を置く食品加工処理、紙容器充填包装システムの世界的なリーディングカンパニーのテトラパックは10月16日、業界初となる、100%植物由来の再生可能なパッケージ素材でできた容器を発表した。 この新しいTetra Rex® 容器は、FSC(Forest Stewardship Council:森林管理協議会)認証を受けている板紙と、サトウキビからつくられた植物由来・低密度のポリエチレン(LDPE)フィルムと植物由来・高密度のポリエチレン(HDPE)でできている。 テトラパックでマーケティング・製品管理の副責任者を務めるCharles Brand氏は「環境面に優れた製品の開発はテトラパックの戦略において最優先事項のひとつだ。我々はサプライヤー、顧客、その他のステークホルダーと協力しながら、100%再生可能なパッケージの実現を目指して業界をリードしている。再生可能なパッケージを増やしていくことは環境に優しいだけではなく、我々の顧客の製品の環境面における競合優位性の構築にも繋がる」と語った。 テトラパックによれば、この新たなTetra Rex容器は、バイオポリマー製造企業のリーディングカンパニーBraskem社との提携のもと、2015年の初めに販売開始の予定とのことだ。 テトラパックは世界170ヶ国以上に顧客を持ち、80ヶ国で23,000人の従業員を抱えるパッケージング・ソリューション分野のリーディングカンパニーだ。同社は“PROTECTS WHAT’S GOOD™"というモットーを掲げており、サステナビリティの分野でも業界を牽引する存在となっている。 【企業サイト】Tetra Pack

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