【スイス】ノバルティス、クリプトスポリジウム症治療薬開発でゲイツ財団から助成金獲得
製薬世界大手スイスのノバルティスファーマは2月14日、感染性下痢症の一種であるクリプトスポリジウム症の治療候補薬KDU731の開発に向け、ビル・メリンダゲイツ財団から助成金650万米ドル(約6.9億円)を獲得したと発表した。 下痢症は世界的に小児死亡の主因の1つとなっており、毎年約525,000人が死亡している。下痢症には感染性と非感染性のものがあるが、特に安全な水の確保が困難な地域や下水道および下水処理システムが未整備の地域にお [...]