【国際】2015年のサステナビリティ投資、6つの最新トレンド

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タイヤメーカー大手のPirelli Tire North America(ピレリタイヤ・ノースアメリカ)で広報・サステナビリティ担当役員を務めるMaureen Kline氏が、米国Inc.誌に”6 Sustainability Investing Trends for 2015”と称して2015年のサステナビリティ投資に関する6つの最新トレンドを紹介している。 今やサステナビリティ投資は世界中で大きなトレンドとなりつつある。例えば、US SIF(The Forum for Sustainable and Responsible Investment)の調査によれば、2012年から2014年にかけて米国におけるSRI投資・インパクト投資の運用額が76%増加したとのことだ。ESGを投資基準に組み込んだ投資会社は3倍以上に増え、年金ファンドを含む米国の機関投資家によるSRI資産は77%拡大し、ESGに配慮したプライベート・エクイティやその他のオルタナティブ投資の運用額も70%増加したという。 また、責任投資を推進している国連PRI(Principles for Responsible Investment:責任投資原則)に署名している機関投資家・団体の数は既に1,260を超えており、署名機関の運用資産総額は45兆ドル以上に膨らんでいるという。 こうした現状を踏まえ、Maureen Kline氏は記事の中で2015年のサステナビリティ投資における最新トレンドとして下記6つを挙げている。 機関投資家は顧客の要望に応える形でSRI投資をますます加速させていく 投資家の関心はネガティブ・スクリーニングからポジティブ・スクリーニングへと進化する SRIを重視する機関投資家の数はさらに増え、企業に対する影響力を強めていく ESG情報の透明性向上について投資家から企業への要求が高まる 気候変動リスクのような外部性に対する投資家から企業への圧力が高まる 地域へのコミュニティ投資やインパクト投資の流れが加速する いずれのポイントもサステナビリティを重視した経営を実践している企業にとっては歓迎するべき流れだ。投資家がサステナビリティをより重視するようになれば、企業経営者も短期的な財務パフォーマンスだけに囚われることなく、より長期的な視点で事業運営、事業投資を行うことができるようになる。2015年もグローバル全体でSRIの流れは加速していく。6つのトレンドのより詳細について知りたい方は下記から。 【参考サイト】6 Sustainability Investing Trends for 2015 【関連サイト】US SIF

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【アメリカ】Morgan Stanley、プライベート・エクイティのインパクト投資を強化へ

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投資銀行グローバル大手のMorgan Stanleyは10月14日、同社のプライベート・エクイティ投資におけるインパクト投資の更なる拡大に向け、David Wilton氏をMorgan Stanley Alternative Investment Partners(以下、AIP)のマネージング・ディレクターとして迎えると発表した。今後、AIPはMorgan Stanley Institute for Sustainable Investmentと協力し、プライベート・エクイティ・インパクト投資商品を開発していく予定だ。 Wilton氏は、世界銀行グループにて途上国の民間セクター開発に専念する国際開発機関、International Finance Corporation(国際金融公社)にて最高投資責任者およびグローバル・プライベート・エクイティのマネージャーを務めていた人物だ。また、以前にはWorld Bank Pension Fund(世界銀行年金ファンド)にて、プライベート・エクイティおよび不動産投資に携わっていた経験もある。 Wilton氏は「AIPのプライベート・エクイティ部門に加わることにとても興奮している。このチームは、仕事の深さや質、価値創造のための優れたアプローチ、顧客の期待以上の結果を出すことにこだわる姿勢など、どれをとっても賞賛に値する。高い収益率を求めながら、測定可能なポジティブ・インパクトを生み出すことを望む投資家に対して、AIPは革新的なプライベート・エクイティ・ソリューションを提供するユニークな存在となると信じている」と述べた。 Morgan Stanley Investment Managementの一部であるAIPは、機関投資家向けのオルタナティブ投資商品の組成・マネジメントに特化しており、プライベート・エクイティや不動産投資を含むオルタナティブ投資の専門家を多数抱えている。2000年の設立以降、同社は現在およそ364億ドルの資産を運用・アドバイスしている。 今回のWilton氏の招聘により、今後さらに多くの資産がインパクト投資へと向けられ、多くの投資家に新たなサステナビリティ投資の機会がもたらされることを期待したい。 【企業サイト】Morgan Stanley

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