【インドネシア】政府、グリーンボンド国債発行。世界5カ国目、アジアでは初

Facebook Twitter Google+

 インドネシア政府は2月22日、米ドル建てグリーンボンド国債を12.5億米ドル(約1,300億円)発行した。グリーンボンド国債の発行は世界で5カ国目、アジアでは初。またイスラム国家であるインドネシアの国債は、スクーク(イスラム債)の形で発行されるが、グリーン・イスラム国債の発行としても世界初。  同グリーンボンド国債の償還期間は5年。使途は再生可能エネルギー、環境配慮型交通インフラ、廃棄物管理、グリーンビルディング等。投資家需要は旺盛で、最終的に利回りは3.75%に抑えられた。ブックランナーは、HSBC、シティグループ、CIMB、アブダビ・イスラム銀行、ドバイ・イスラム基金の5行。レギュレーションS/ルール144Aの適格債券として発行された。  インドネシア政府は同時に、10年イスラム国債を17.5億米ドル発行した。利回りは4.40%。  グリーンボンドの発行は、ポーランド、フランス、フィジー、ナイジェリアに次いでインドネシア政府が5カ国目。

» 続きを読む

【マレーシア】証券委、ファンドのESGガイドライン策定。SRIイスラム債のハブ目指す

Facebook Twitter Google+

 マレーシア証券委員会(SC)は12月19日、ファンドに対するESGガイドライン「Sustainable and Responsible Investment Funds」を制定した。SC監督下にあるユニット型投資信託、不動産投資信託、上場投資信託(ETF)、ベンチャーキャピタル、プライベートエクイティを対象とし、ファンドに「SRI(Sustainable and Responsible Investment)」ラベルを付けるための基準を示した。  同ガイドラインは、SRIラベルのためのファンド認定基準と必要な報告・情報開示基準も示している。マレーシア税当局は、SRIファンドに対する税控除政策を発表しており、SCが基準を定めたことで、SRIファンドの設定が進むと見られている。  同ガイドラインの大きな特徴は、一般的なファンドだけでなく、イスラム教国のマレーシアでも興隆しているイスラム債(スクーク)を対象としたファンドにも適用されること。イスラム債をSRIの一つと捉えた場合、マレーシアはアジアのESG投資市場(520億米ドル)のうち、日本に次ぐ市場シェア30%を占める。さらに世界第2位のイスラム債市場(560億米ドルのうち29%)。イスラム債にも適用できるファンドESGガイドラインが誕生したことで、グリーン・イスラム債発行やSRIイスラム債への投資促進を目指す。  SCが、2011年に発表した「資本市場マスタープラン」では、SRIをマレーシア資本市場発展の重要なドライバーとして捉えてた。2014年の「SRIスクーク(イスラム債)フレームワーク」では、SRIのコンセプトとイスラム法(シャリーア)の規定を統合させたルールを制定した。2017年7月には、「SRIスクークフレームワーク」に基づき、マレーシアで世界初のグリーン・イスラム債が発行された。 【参照ページ】The SC Continues to Drive Sustainable and Responsible Investment (SRI), Issues New Guidelines on SRI Funds

» 続きを読む
ページ上部へ戻る