大学・研究機関 【国際】東大やサントリー、世界の水不足シミュレーションツール開発。ベータ版公開 東京大学大学院工学系研究科、サントリーホールディングス、ID&Eホールディングス傘下の日本工営の3者は10月10日、世界各地の水の需給を踏まえた水不足リスクを将来にわたって用途別に把握できる世界初のオンラインプラットフ...
大学・研究機関 【日本】弘前大と東大研究グループ、培養肉の国際意識比較調査。「食べてみたい」5割以上 弘前大学人文社会科学部の日比野愛子教授の研究グループと東京大学大学院情報理工学系研究科の竹内昌治教授の研究グループは8月28日、培養肉に関する意識の国際比較調査結果を発表。日本を含め各国で5割以上で、条件が整った場合に...
大学・研究機関 【北米】コウモリ減少の生態系サービス低下、人間に大きな社会的コスト。科学誌論文 米シカゴ大学ハリス公共政策大学院のEyal G. Frank助教は9月6日、生物多様性喪失による生態系サービスの低下が人間のウェルビーイングに与える影響を量的に検証した論文を発表した。ホワイトノーズ症候群(WNS)に着目し、社会的コ...
食品・消費財・アパレル 【日本】アサヒビールと筑波大、ノンアル飲料提供が飲酒量に与える影響に関する研究開始 アサヒグループホールディングス傘下のアサヒビールと筑波大学は8月26日、ノンアルコール飲料の提供が飲酒量に与える影響に関する研究を開始すると発表した。 両者はすでに、共同研究を通じ、飲酒量が多い人にノンアルコール飲料...
大学・研究機関 【日本】私立大学連盟、教育国債2兆円を提言。大学教育の質に危機感 私立大学連盟は8月8日、人口減少の中での私立大学の在り方について提言をまとめた「新たな公財政支援のあり方について」を発表した。国立大学だけでなく、私立大学に対しても公的支援を拡充するよう求めた。 日本の大学の研究力が...
大学・研究機関 【国際】大西洋子午面循環が2050年以前に崩壊か。世界気象に大きな影響。研究者ら論文 ユトレヒト大学の研究者らは、大西洋子午面循環(AMOC)が2050年以前に崩壊する確率は42%から76%とする研究成果を発表した。同研究ペーパーをCNNが8月3日に報じ、各メディアも追随した。 大西洋子午面循環(AMOC)とは、南半球や...
IT・ビジネスサービス 【アメリカ】IBM、サイバーセキュリティとデータ分析で新資格制度開発。大学でAI人材育成 IT世界大手米IBMは7月22日、米国にコミュニティ・カレッジと協働し、サイバーセキュリティとデータ分析の新たなIBM SkillsBuild資格を開発したと発表した。学生のAIスキル向上に貢献する。 今回の新資格では、
大学・研究機関 【国際】自然科学論文ランキング、中国首位で米国との差拡大。インドも躍進。日米欧は下落 科学誌Nature等を出版する英Springer Natureは6月18日、自然科学と医療科学の分野の145の主要科学誌への掲載論文ランキング「Nature Index Research Leaders」の2024年版を発表した。首位中国がさらに研究力を伸ばし、2位米国との差...
大学・研究機関 【国際】IMD世界競争力ランキング2024、首位シンガポール。日本は38位で凋落止まらず スイスのビジネススクールIMDの世界競争力センター(IMD World Competitiveness Centre)は6月17日、国ごとの競争力を示した2024年版「世界競争力ランキング(World Competitiveness Ranking)」を発表した。同センターは1989年に同...
大学・研究機関 【日本】国立大学協会、グローバル化計画発表。2033年までに博士課程の外国人率44%へ 国立大学協会は6月12日、「国立大学グローバル化アクションプラン」を発表。日本人学生の海外留学と、外国人留学生の受入れを加速させる2033年までの目標を示した。 国立大学から海外留学派遣は、
大学・研究機関 【日本】国立大学協会「もう限界」。財務基盤が悪化。国民に理解要請 全国86の国立大学で構成する国立大学協会は6月7日、声明を発表。国民に対して、国立大学の財政の窮乏に理解と共感を求めた。世論の支持を得て、政府からの予算を確保したいとの思惑があるとみられる。 今回の声明では、
大学・研究機関 【国際】2050年頃までに気候変動が生物多様性喪失の最大要因になる可能性。研究論文 ドイツ生物多様性統合研究センター(iDiv)とマルティン・ルター大学ハレ・ヴィッテンベルク(MLU)の研究者らは4月25日、気候変動が2050年頃までに生物多様性喪失の最大要因になる可能性があるとする論文を発表した。 生物多様性...
大学・研究機関 【国際】気候変動を放置した場合所得が6割以上減少。ポツダム気候影響研究所論文 ポツダム気候影響研究所(PIK)の研究員らは4月17日、気候変動にコミットすることによる経済効果を分析した論文を発表した。気候変動を放置した場合、2049年の所得が6割以上も減少すると伝えた。 同論文は、
政府・国際機関・NGO 【EU・日本】日EU両政府、重要鉱物代替等で政策対話強化。共同研究プラットフォーム構築目指す EU欧州委員会と日本政府は4月2日、重要原材料分野での研究・イノベーションにおける緊密な協力関係を強化するため、東京で「先端材料に関する日・EU強化対話」を開始すると発表した。共同研究を推進するプラットフォームの構築を目...
政府・国際機関・NGO 【EU】欧州委、Horizon Europeで後半3年計画発表。生物多様性に総額10%割当て新設 欧州委員会は3月20日、EUの研究・イノベーションプログラム「Horizon Europe」の2025年度からの3カ年計画を発表した。Horizon Europeは2021年から2027年の7カ年長期イノベーション予算で、前半4年と後半3年の2回にわけて戦略計画が...
政府・国際機関・NGO 【EU・韓国】韓国政府、EU研究補助金制度「Horizon Europe」参加。EU加盟国と同等の資金アクセス 欧州委員会と韓国政府は3月25日、EUの研究・イノベーションプログラム「Horizon Europe」に韓国が参加すると発表した。2024年後半に双方での批准手続を終え、韓国の研究者や研究機関は2025年以降、同プログラムに補助金申請ができる...
エネルギー・資源 【国際】水素・アンモニア、混焼・専焼は世界の発電量の1%以下に留まる。京都大学論文 京都大学の研究者らは3月4日、水素・アンモニアの火力発電所での専焼・混焼が世界の発電量に占める割合は最大で1%程度に留まるとする論文を発表した。 今回研究者らは、
エネルギー・資源 【国際】欧州核融合JET、エネルギー創出の新記録樹立。ITER等での将来研究につながる成果 欧州の核融合研究機関「欧州トーラス共同研究施設(JET)」は2月8日、英オックスフォード近郊のカルハムにある英国原子力庁(UKAEA)の施設にあるトカマク型核融合実験装置で、エネルギー創出の世界新記録を樹立した。JETの最終実験...
大学・研究機関 【国際】世界の帯水層系30%で地下水位低下が加速。農業用水が主原因。気候変動による悪化も 米カリフォルニア州立大学サンタバーバラ校のスコット・ヤセヒコ准教授らは1月24日、2000年以降、地下水位が急速に低下しており、特に耕作地が広がっている乾燥地域で顕著であることを示した論文を発表した。地下水の枯渇に対処する...
食品・消費財・アパレル 【国際】底引き網漁、CO2を大量に大気中に放出の可能性。科学誌論文 ユタ州立大学の研究者ら率いる科学者は1月18日、底引き網漁(トロール漁)が海底に滞留している二酸化炭素を大気中に放出することを示した新たな論文を発表した。1996年から2020年の間に、全世界で毎年最大約3億4,000万tから3億7,00...