政府・国際機関・NGO 【国際】ChemSec、PFASガイドをリリース。オンライン検索や対策ガイダンスを掲載。IIHC発足も スウェーデンNGOのChemSec(国際化学物質事務局)は2月23日、PFAS(パーフルオロアルキル物質及びポリフルオロアルキル化合物)のオンラインガイドをリリースした。企業の自主的なPFASリスク分析を支援し、段階的廃止を促す。 【参...
製造業 【国際】ホンダ、バッテリー資源の安定調達で米スタートアップ大手と協業。日産はEV車種投入引上げ 本田技研工業は2月27日、電気自動車(EV)等の電動車に必要なリチウムイオンバッテリー用リサイクル資源の北米での安定調達のため、米バッテリー資源リサイクルスタートアップのアセンド・エレメンツとの協業で基本合意したと発表し...
金融 【国際】MSCI、発行体向けのESG情報提供サービス開始。保有データや知見をビジュアル化 インデックス開発世界大手米MSCIは2月7日、企業向けのESG情報提供サービス「MSCIコーポレート・サステナビリティ・インサイト」をリリースした。同社これまで機関投資家が顧客だったが、発行体側向けのサービスを展開してきた形。 ...
政府・国際機関・NGO 【国際】ワシントン条約CoP19での附属書改正決議が発効。日本政府はヨシキリザメに留保 絶滅危惧を扱うワシントン条約(CITES)の第19回締約国会議(CoP19)で決議された内容が、2月23日に発効した。CoP19は、2022年11月14日から25日まで、パナマで開催され、決議採択から90日後に自動的に発効することとなっていた。 ...
IT・ビジネスサービス 【国際】2032年までに量子暗号解読技術が完成するリスク。GSMAがサイバーセキュリティに警鐘 国際的な携帯電話通信業界団体GSMアソシエーション(GSMA)は、量子コンピューティング時代のサイバーセキュリティ課題を分析した白書「ポスト量子テレコムネットワーク・インパクト評価」を発表した。 同白書の製作には、
金融 【国際】S&Pグローバル、2023年版Sustainability Yearbook発行。ゴールド獲得日本企業3社 インデックス開発世界大手米S&Pグローバルは2月7日、2023年版「Sustainability Yearbook」を発行した。RobecoSAMは毎年世界大手企業にESGに関する調査票を送付し、回答をもとに企業のESG評価「Corporate Sustainability Assess...
政府・国際機関・NGO 【国際】UNDPとOcean Cleanup、プラスチック汚染解決で覚書。河川での漏出遮断を検討 国連開発計画(UNDP)とオランダ環境NGOのOcean Cleanupは2月9日、世界中の海や川におけるプラスチック汚染の撲滅に向けて協力する覚書に調印した。UNDPはドミニカ共和国の現地チームが先にOcean Cleanupとの協働を開始。今回UNDP本...
エネルギー・資源 【国際】IRENA、政府関係者向けの水力発電の課題に関する報告書を発表。気候リスク、水管理、生態系への考慮を指摘 国際再生可能エネルギー機関(IRENA)は2月13日、1.5℃シナリオ達成に向けた水力発電の課題とニーズについて分析した報告書を発表した。発電量だけではなくサステナビリティとレジリエンスを考慮する重要性を訴えた。 IRENAは2020...
政府・国際機関・NGO 【国際】WWF、製品単位のCO2排出量算出で課題指摘。手法の違いにより100倍も異なるケースも 国際環境NGO世界自然保護基金(WWF)は2月16日、スコープ3の二酸化炭素排出量算出で、製品レベルの算出手法のばらつきにより、企業での適切な算出や削減が妨げられる可能性があると問題提起した。 今回のレポートは、
建設・不動産 【国際】WBCSD、2030年までの建設でのCO2半減で重要検討事項提示。包括的意思決定必要 持続可能な発展を目指すグローバル企業団体WBCSD(持続可能な開発のための世界経済人会議)は1月31日、不動産建設での二酸化炭素排出量を2030年までに半減するための分析結果をまとめた報告書を発表した。 WBCSDは2020年7月、
政府・国際機関・NGO 【国際】WBCSD、農業の人権デューデリで6社の好事例紹介。Global Agri-business Alliance 持続可能な発展を目指すグローバル企業団体WBCSD(持続可能な開発のための世界経済人会議)の農業セクターの内部プロジェクトGlobal Agri-business Alliance(GAA)は1月31日、農業ビジネスの人権デューデリジェンスに関して、2020...
食品・消費財・アパレル 【国際】H&MとREMONDIS、衣料品・繊維の回収・分別・販売で合弁設立。2023年4,000万着目標 アパレル世界大手スウェーデンH&Mとリサイクル世界大手独REMONDISは2月15日、衣料品・繊維の回収・分別・販売を行う合弁会社Looper Textileを設立したと発表した。出資比率は50%ずつ。 Looper Textileはまず、
製造業 【国際】SABIC、スコープ3削減に向けTfSイニシアチブ加盟。化学業界サステナビリティ評価 石油化学世界大手サウジ基礎産業公社(SABIC)は2月15日、サプライチェーン上でのサステナビリティ評価改善イニシアチブ「Together for Sustainability(TfS)」に参画したと発表した。 TfSは、
エネルギー・資源 【国際】ネステ等4社、ケミカルリサイクル再生原料でPEXパイプ製造。ISCC PLUS取得 フィンランド石油化学大手ネステ、フィンランド配管・暖房系統提供ウポノール、廃棄物マネジメント英Wastewise、オーストリア化学ボレアリスの4社は2月14日、製造残渣プラスチックをケミカルリサイクルして得た再生原料を活用し、架...
製造業 【国際】ユミコア、EV向け高リチウム・マンガン正極材の量産計画発表。2026年量産へ ベルギー金属大手ユミコアは2月13日、高リチウム・マンガン(HLM)の正極材(CAM)の量産計画を発表した。2026年に電気自動車(EV)向けの量産を目指す。 同社はすでに、EV向けにNMC(ニッケル、マンガン、コバルト)を用いる三元...
政府・国際機関・NGO 【国際】WBCSD、食料・農林業の気候シナリオ分析と移行計画策定でガイダンス発行。好事例紹介も 持続可能な発展を目指すグローバル企業団体WBCSD(持続可能な開発のための世界経済人会議)は2月13日、気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)開示に関し、食料・農林業関連分野での気候シナリオ分析と移行計画に関する補足ガ...
政府・国際機関・NGO 【国際】サプライチェーン関連で、対企業ESG関連訴訟数が急増。WBCSD調査 持続可能な発展を目指すグローバル企業団体WBCSD(持続可能な開発のための世界経済人会議)は2月14日、過去10年間にESG関連での企業向け訴訟数が急増しており、法的管轄権の範囲がサプライチェーン下流にまで拡大しているとの調査結...
エネルギー・資源 【国際】シェル、「LNG見通し2023」発行。欧州での設備増強によりLNGの未来は盤石と強調 エネルギー大手英シェルは2月16日、「LNG見通し2023」を発表。欧州の液化天然ガス(LNG)需要の増加により、今後2年間の新規供給分を巡るアジアとの競争が激化。長期的なLNG権益の支配体制が構築される可能性があると伝えた。 同...
政府・国際機関・NGO 【国際】WBCSD、廃水ゼロ目標設定で最新ガイダンス発行。CDPウォーターへの回答を 持続可能な発展を目指すグローバル企業団体WBCSD(持続可能な開発のための世界経済人会議)は2月15日、廃水ゼロ達成に向けた行動フレームワークの最新ガイダンスを発行した。廃水ゼロにコミットメントした企業に対し、定量的、定性...
政府・国際機関・NGO 【国際】ISSB、一般サステナビリティ開示事項S1と気候関連開示事項S2を最終合意。最終発行は第2四半期 IFRS財団の国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)は2月16日、モントリオールで開催した会合で、サステナビリティ開示基準の「一般サステナビリティ開示事項(S1)」と「気候関連開示事項(S2)」の内容を双方を全会一致で最終合意...