金融 【シンガポール】通貨監督庁、ESG評価機関・データ向け行動規範案発表。7つの原則 シンガポール通貨監督庁(MAS)は6月28日、ESG評価機関及びESGデータプロバイダー向けの行動規範案を発表した。8月22日までパブリックコメントを募集する。 今回の行動規範策定は、
金融 【国際】CDPとPCAF、データ品質スコアの整合性を説明。金融機関向け 国際的な気候変動情報開示推進NGOのCDPと、投融資カーボンフットプリント算出基準策定機関Partnership for Carbon Accounting Financials(PCAF)は6月22日、合同ペーパーを発表。CDPとPCAFのデータ品質スコアの整合性を説明した。 ...
金融 【国際】PRI、DEIデューデリジェンス質問票リリース。運用会社や投資先会社にエンゲージメント 国連責任投資原則(PRI)は6月8日、機関投資家向けのダイバーシティ・エクイティ・インクルージョン(DEI)デューデリジェンス質問票(DEI DDQ)テンプレートをリリースした。 同ガイダンスは、
金融 【日本】金融庁、ちばぎん証券等に業務改善命令。適合性原則に抵触する勧誘行為 金融庁の証券取引等監視委員会は6月23日、ちばぎん証券、千葉銀行、武蔵野銀行に対する業務改善命令を発出した。適合性原則に抵触する勧誘行為が長期間継続的に行われていたと判断した。 今回の事案では、ちばぎん証券は、親会社...
金融 【日本】「ESGは投資パフォーマンス向上に寄与」。GPIFの委託報告書公表 年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は6月28日、「投資におけるESG及びSDGsの考慮に係る俯瞰研究に関する報告書」を発表した。ESGやSDGsに関する学術論文のメタ分析を行った。 同報告書は、
金融 【国際】ICMA、トランジションファイナンス・ハンドブックとSLBPを改訂。開示情報を明確化 国際資本市場協会(ICMA)は6月22日、「クライメート・トランジションファイナンス・ハンドブック(CTFH)」と「サステナビリティ・リンクボンド原則(SLMP)」を改訂した。 【参考】【国際】ICMA、気候変動移行を資金使途のESG債に...
政府・国際機関・NGO 【国際】UNEP FI等、自然資本依存度評価ガイダンス発行。金融機関と企業向け。TNFDにも波及 国連環境計画金融イニシアチブ(UNEP FI)と国連環境計画世界自然保護モニタリングセンター(UNEP-WCMC)は6月12日、金融機関と企業向けに、自然資本への依存度を評価するための新ガイダンスを発行した。 同ガイダンスは、
小売・宿泊・飲食・店舗 【国際】NBIM、子供の栄養で小売企業向けフレームワーク提示。率先行動要請。世界大手も協力 ノルウェー公的年金基金GPFGの運用を担うノルウェー銀行投資マネジメント部門(NBIM)は6月15日、「子供のための健康的な食品小売環境を支援するための指導フレームワーク」を発行した。栄養分野での推奨企業アクションをまとめた。...
金融 【日本】投信協会、2024年開始の新NISA制度で成長投資枠対象1000本公表。ESG関連はわずか 投資信託協会(投信協会)は6月21日、2024年1月1日から開始される「新NISA(少額投資非課税制度)制度」で、成長投資枠の対象となる日本籍の投資信託、上場投資信託(ETF)及び上場投資法人(REIT等)の対象商品一覧を公表した。 ...
金融 【日本】「日本は投資家のインパクト評価の法的枠組みを明確にすべき」。UNEP FIやPRI 国連環境計画金融イニシアチブ(UNEP FI)、国連責任投資原則(PRI)、Generation Foundationの3者は6月19日、機関投資家でのインパクト評価に関する法的枠組みに関し、日本を対象とした2023年版報告書を発行した。 UNEP FI等は20...
エネルギー・資源 【国際】OPEC基金、IRENAの途上国再エネ促進プロジェクトに加盟。350億円拠出コミット 国際再生可能エネルギー機関(IRENA)は6月19日、IRENAが運営する発展途上国でのエネルギー移行促進マルチステークホルダー型気候変動ファイナンスプラットフォーム「Energy Transition Accelerator Financing(ETAF)」に、石油輸...
食品・消費財・アパレル 【中南米】ネスレ、中南米食品業界特化ベンチャーキャピタルに出資。リジェネラティブ農業促進 食品世界大手スイスのネスレは6月7日、同社サステナビリティ・ファンドを通じ、ラテンアメリカの食品業界特化ベンチャーキャピタルThe Yield Lab Latamのファンドに出資すると発表した。 The Yield Lab Latamは、
金融 【国際】UNEP FI、金融機関向け気候リスク分析ツールの最新動向発表。CTVaRやPVaRの解説も 国連環境計画金融イニシアチブ(UNEP FI)は6月、金融機関が気候変動リスクを評価する際のテクニカル補足資料2023年版を発表した。各サービスプロバイダーが提供している分析結果指標について解説するとともに、ダミーデータをイン...
政府・国際機関・NGO 【国際】NGFS、NGFS気候シナリオの活用状況報告。短期シナリオ策定にも着手 気候変動に関する金融リスクを検討するための中央銀行・金融当局ネットワーク「気候変動リスクに係る金融当局ネットワーク(Network for Greening the Financial System;NGFS)」は6月9日、気候シナリオに関する公開フォードバック...
政府・国際機関・NGO 【日本】金融庁等、「トランジション・ファイナンスにかかるフォローアップガイダンス」発行 金融庁、経済産業省、環境省は6月16日、「トランジション・ファイナンスにかかるフォローアップガイダンス」を発行した。 【参考】【日本】金融庁、トランジション・ファイナンスでフォローアップガイダンス案公表。パブコメ募集(2...
金融 【アジア】ASFI、プライベートバンク向けESG評価フレームワーク「SPRING」発表。7社協力 国際環境NGO世界資源保護基金(WWF)のシンガポール支部が事務局を務める「アジア・サステナブルファイナンス・イニシアチブ(ASFI)」は6月5日、アジアのプライベートバンクを対象とした、ESGインテグレーション評価フレームワーク...
政府・国際機関・NGO 【EU】EU理事会と欧州議会、当局がEU域内の金融情報に直接アクセス可能に。マネロン対策 EU上院の役割を担うEU加盟国閣僚級のEU理事会とEU下院の役割を担う欧州議会は6月6日、マネーロンダリング及びテロ資金供与対策の一環で、EU加盟国間での金融情報アクセスを確保するEU指令案で政治的合意に達した。今後、双方での立...
エネルギー・資源 【デンマーク】オーステッド、エネルギー業界初ブルーボンド150億円発行。太陽光パネルリサイクルも デンマーク電力大手オーステッドは6月8日、エネルギー企業として世界初のブルーボンドを私募債で1億ユーロ(約150億円)発行したと発表した。年限は5年、固定金利3.625%。資金使途は、沖合の生物多様性の保全・再生に向けたイノベー...
金融 【国際】IIGCC、債券投資家向け気候変動エンゲージメントのガイダンス発表。6つのステップ 気候変動対応を企業に求める欧州機関投資家団体IIGCCは6月15日、債券投資家向けの新たな気候変動エンゲージメント・ガイダンスを発表した。IIGCCは6月、アセットオーナー向けの運用会社選定ガイド「アセットオーナー・スチュワード...
金融 【国際】ICMA、ハイイールド債のリンクボンドで推奨事項発行。特性踏まえ 国際資本市場協会(ICMA)と欧州レバレッジド・ファイナンス協会(ELFA)は5月22日、ICMAのサステナビリティ・リンクボンド原則(SLBP)に沿い、ハイイールド債券市場に対する推奨ガイド「ハイイールド・サステナビリティ・リンクボ...