金融 【北米】Ceres、北米銀行向けネットゼロ・スタンダードを発表。9月に11社評価 米ESG投資推進NGOのCeresは8月8日、北米の大手銀行の進捗状況を評価するための枠組み「北米銀行向けネットゼロ・スタンダード」を発表した。 銀行向けのネットゼロ・スタンダードでは、すでに6月、気候変動対応を企業に求める欧州...
金融 【EU】PRI、ESRSの基準緩和に苦言。2026年レビューで義務化基準引上げ要求 国連責任投資原則(PRI)は7月31日、欧州委員会が採択したEU企業サステナビリティ報告指令(CSRD)に基づく欧州サステナビリティ報告基準 (ESRS)を歓迎するとともに、開示義務内容を緩和したまま最終決定したことに苦言を呈した。...
金融 【オーストラリア】金融当局、バンガードをESGウォッシュで民事提訴。運用手法の虚偽記載 オーストラリア証券投資委員会(ASIC)は7月25日、運用世界大手米バンガードの豪子会社バンガード・インベストメンツ・オーストラリアに対し、ESGウォッシュの疑いで豪連邦裁判所に民事提訴した。 ASICは今回、
金融 【台湾】金融当局、ISSBのS1とS2に完全準拠。2026年から段階的に上場企業に開示義務化 台湾金融監督管理委員会(FSC)は8月17日、IFRS財団傘下の国際サステナビリティ基準委員会(ISSB)が策定したサステナビリティ開示基準の「一般サステナビリティ開示事項(S1)」と「気候関連開示事項(S2)」に基づく開示を2026年...
金融 【日本】メガバンクや地銀等、サステナビリティデータ標準化機構発足。中堅中小企業に特化 53社・団体は8月18日、中堅中小企業に特化したサステナビリティ情報開示促進団体として、一般社団法人サステナビリティデータ標準化機構を発足した。 参画したのは、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほフィナンシャルグループ(MU...
政府・国際機関・NGO 【国際】国連機関、生物多様性の資金ギャップの優先地域や利用効率で分析進む。経済性と両立 国連環境計画金融イニシアチブ(UNEP FI)は8月17日、各国の環境保護への政府支出と生物多様性の豊かさの関係性を分析した結果を発表。日本とオーストラリアは優良国と発表した。 今回の分析は、
金融 【国際】CDP、金融機関に自然資本のガバナンスや戦略の強化を要請。7つの行動要請 国際的な気候変動情報開示推進NGOのCDPは8月17日、金融機関に対し、森林や水等の自然資本に関するリスク及び機会の認識が不十分とし、ガバナンス、アクション、開示を強化するよう促すレポートを発行した。 今回のレポートでは、
政府・国際機関・NGO 【イギリス】下院環境監査委、2030年ネイチャーポジティブ実現に向けた民間資本の役割で意見募集 英下院環境監査委員会(EAC)は7月31日、2030年ネイチャーポジティブの実現に向けた政府政策レビューと、民間資本の役割に関する意見募集を開始した。締切は9月22日。民間資本に金融機関と事業会社の双方が含まれている。 英政府...
金融 【台湾】金融当局、上場企業のESGルールを大幅厳格化。台湾証取はESGインフォハブ開設 台湾証券取引所(TWSE)は7月12日、同市場で上場している企業のESG情報を集約したウェブサイト「ESGインフォハブ」を開設した。主要情報をデータ化し、他の上場企業と比較できるようにした。台湾証券取引所上場企業は現在、約1,000...
金融 【EU】8条ファンドと9条ファンドのAUMが5兆ユーロを突破。全体として格上げ傾向 EUサステナブルファイナンス開示規則(SFDR)に基づくEU市場販売の8条ファンドと9条ファンドの運用資産残高が5兆ユーロ(約800兆円)を超えた。米モーニングスターが7月27日、発表した。 SFDRのファンド分類は、
金融 【ヨーロッパ】ゴールドマン・サックスAM、ESG債ファンドを2つ設定。グリーンとインパクト 投資運用世界大手米ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメントは7月27日、債券アセットクラスでの2つのESG債ファンドを設定した。但し「ESG」という用語は用いていない。 今回設定したのは、
金融 【オーストラリア】オーストラリア・タクソノミー開発に着手。サステナブルファイナンス オーストラリア・サステナブルファイナンス研究所(ASFI)は8月7日、気候変動緩和タクソノミー策定で「タクソノミー・テクニカル・エキスパート・グループ(TTEG)」を組成したと発表した。 ASFIは、
金融 【日本】大手銀行各社、デジタル人材強化にようやく本腰。一方、AIに関する戦略や開示は依然不足 三井住友トラスト・ホールディングス(SMTH)傘下の三井住友信託銀行は、デジタルトランスフォーメーション(DX)人材を社内育成するためのリスキリングに今後3年間で30億円を投ずる模様。日本経済新聞が8月14日、報じた。 三井住...
エネルギー・資源 【国際】国際海底機構総会、深海底資源開発停止巡る議論で白熱。37機関投資家は停止要求 生物多様性のためのファイナンス財団(FfB)は7月19日、深海底資源採掘を禁止するよう呼びかける共同声明を発表。機関投資家37団体が署名した。運用資産総額は3兆3,000億ユーロ(約52兆円)。 今回の共同声明は、
金融 【国際】MSCI、プライベート市場データBurgiss買収。オルタナティブデータ事業を強化 インデックス開発世界大手米MSCIは8月14日、プライベート・アセット投資家向けのデータプロバイダーBurgissを買収する最終契約を締結したと発表した。購入金額は6億9,700万米ドル(約1,000億円)。 同社は2020年1月、
金融 【国際】Ceres、水投資評価フレームワーク提示。費用対効果分析の方法指南 米ESG投資推進NGOのCeresは8月3日、企業の水投資評価フレームワークをリリースした。米コンサルティングのブルーリスクが開発に協力した。 今回Ceresは、
小売・宿泊・飲食・店舗 【国際】機関投資家71団体、FAIRRのファーストフード12社対象AMRエンゲージメントに参画 機関投資家の食品・小売関連イニシアチブ「Farm Animal Investment Risk and Return(FAIRR)」は7月12日、ファーストフード世界大手12社に対する薬剤耐性(AMR)に関する共同エンゲージメント・プログラムに、71の機関投資家及び機...
金融 【国際】CBI、水素製造・供給で気候債券基準案発表。パブコメ募集 国際グリーンボンド基準策定NGO気候債券イニシアチブ(CBI)は8月10日、水素製造・供給分野を対象とした気候債券基準(CBS)案を発表。パブリックコメントの受付を開始した。 CBIは2022年11月、
政府・国際機関・NGO 【国際】NatureFinanceの自然市場タスクフォース、最終報告書。自然経済促進で7つの提言 国際自然資本ファイナンス促進団体NatureFinance(旧F4B;生物多様性のためのファイナンス・イニシアチブ)が運営するイニシアチブ「自然市場タスクフォース」は8月10日、政府、企業、金融機関、NGO向けに、自然市場を機能させるた...
製造業 【日本】日揮HD、初のグリーンボンド発行へ。発行額100億円。今後の設備投資グリーン割合に注目 日揮ホールディングスは8月9日、9月以降に同社初となるグリーンボンドを発行すると発表した。グリーンボンド・フレームワークを策定し、資金使途を設定した。発行予定額は100億円。年限は5年。ついにプラントエンジニアリング日本最...