政府・国際機関・NGO 【イギリス】労働年金省、職域年金基金にESG考慮を義務化する最終ルール案公表。受託者責任明確化 英労働年金省は9月11日、職域年金基金(企業年金)に対し、フィデューシャリー・デューティー(受託者責任)の内容を明確化し、投資運用にESGリスク考慮を義務化する政策案の最終内容を発表した。英政府は、2016年から政府と国会の...
金融 【国際】Sustainalytics、機関投資家向け投資ポートフォリオのESGリスク分析サービス開始 ESG評価機関世界大手蘭Sustainalytics(サステイナリティクス)は9月12日、機関投資家向けのESGリスク評価・格付サービス「ESG Risk Ratings」を開始したと発表した。同サービスは、機関投資家が、投資ポートフォリオにおける重要な...
金融 【国際】MSCI、投資家向けポートフォリオ分析ツールにESGスコアやESGインデックスデータを導入 インデックス開発世界大手米MSCIは9月11日、投資家向けリスク・ポートフォリオ分析ツール「MSCI Analytics」の中に、企業のESGスコアやESGインデックスに関する情報を導入した。これにより機関投資家は、投資ポートフォリオの意思決...
エネルギー・資源 【日本】明治安田生命、低効率の石炭火力発電向けの企業投融資を禁止。国内外で 明治安田生命保険は2018年10月から、低効率の石炭火力発電を手がける企業に対する新規の投融資を国内外で原則取りやめる。日本経済新聞が9月12日報じた。今後は「超々臨界圧」方式等の高効率石炭火力発電プロジェクトのみ投融資を検...
IT・ビジネスサービス 【国際】「世界の化石燃料需要は2023年にピーク」。カーボントラッカー報告書 英シンクタンクのカーボントラッカーは9月10日、世界の化石燃料需要は2023年にピークを迎えると予測した。原油・ガス関連企業に投資している金融機関や市場関係者に対し警鐘を鳴らした。 同社によると、今後エネルギー需要は2030...
金融 【ASEAN】WWFとシンガポール国立銀行、ASEAN主要6カ国34銀行のESG評価レポートを発表 世界自然保護基金(WWF)とシンガポール国立大学(NUS)は9月9日、ASEAN主要6カ国34銀行のコーポレートガバナンス及び金融事業でのESGインテグレーションの状況を分析したレポート「Sustainable Banking in ASEAN 2018 Update」を発...
政府・国際機関・NGO 【日本】350.org、日本の金融機関151社の化石燃料・原発ファイナンス分析。メガバンク3行多い 国際環境NGOの350.org Japanは9月10日、日本の金融機関151社を対象に、石炭採掘、化石燃料関連、原子力発電関連の3業界26社に対するファイナンス状況をまとめたレポートを発表した。ファイナンスには、融資、有価証券引受、債券投資...
金融 【国際】ダウ・ジョーンズ、ESGインデックス「DJSI」の2018年銘柄入替発表。日本企業の新採用は6社 金融インデックス開発世界大手S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスは9月13日、Dow Jones Sustainability Induces(DJSI)シリーズの銘柄評価機関の役割を担っているRobecoSAMとともに、2018年のDJSIシリーズの年間分析結果およ...
金融 【国際】Arabella Advisors「化石燃料ダイベストメント報告書2018」発表。ダイベストメント額は6.2兆ドルに 米国を中心に財団の資産運用やインパクト投資を手掛けるArabella Advisorsは9月10日、化石燃料からの投融資引揚げ(ダイベストメント)とクリーンエネルギー投資の最新動向を世界的視野でまとめた報告書「The Global Fossil Fuel Di...
エネルギー・資源 【国際】世界40都市気候変動ネットワークC40、「C40 Divest/Invest Forum」発足。機関投資家に投資シフト要請 世界40都市の気候変動対応ネットワークC40は9月10日、化石燃料ダイベストメントと脱炭素社会へ向けた投資を世界各都市に促すための新たなイニシアチブ「C40 Divest/Invest Forum」を発足した。米ニューヨーク市と英ロンドン市が主導...
金融 【国際】インパクト投資国際団体GIIN、インパクト投資運用会社5社の事例紹介 インパクト投資推進の国際イニシアチブGlobal Impact Investing Network(GIIN)は9月6日、インパクト投資の最新の好事例をまとめたレポート「Financing the Sustainable Development Goals: Impact Investing in Action」を発行し...
政府・国際機関・NGO 【アメリカ】UNEP FI、PRI等、企業年金基金向けにESG投資とエリサ法の関係を整理。レポート発行 国連環境計画金融イニシアチブ(UNEP FI)、国連責任投資原則(PRI)、米Generation Foundationは9月6日、米企業年金基金向けに、ESG投資とエリサ法(従業員退職所得保障法)との関係を整理したレポート「Untangling stakeholders f...
政府・国際機関・NGO 【国際】Sustainalytics、ESG株式インデックス「GSSI」新設。UBSが排他的利用権獲得、IBRDが指数連動債発行 ESG評価機関世界大手蘭Sustainalytics(サステイナリティクス)は9月10日、新たなESG株式インデックスをリリースした。同インデックスは、UBSが排他的金融商品プロバイダーとして契約し、第一号の金融商品として国際復興開発銀行が...
金融 【ノルウェー】公的年金運用NBIM、世界中の企業の取締役会に海洋サステナビリティへの取組を要請 ノルウェー公的年金基金GPFGの運用を担うノルウェー銀行投資マネジメント部門(NBIM)は9月5日、世界中の企業の取締役会に対し、海や海洋資源の保全を要請する声明を発表した。特に事業モデルが海洋資源に依存する海運、漁業、養殖...
金融 【EU】欧州投資銀行、サステナビリティボンド「Sustainability Awareness Bond」を約640億円発行 欧州投資銀行(EIB)は9月6日、国連持続可能な開発目標(SDGs)に資するプロジェクトへのファイナンスを使途とする同行初のサステナビリティボンド「Sustainability Awareness Bond」を5億ユーロ(約640億円)発行すると発表した。...
政府・国際機関・NGO 【国際】PRI、インフラ投資分野のESG投資について初のデューデリジェンス質問票を公表 国連責任投資原則(PRI)は9月4日、アセットオーナー向けに、インフラ投資分野でのESG投資を実践するためのデューデリジェンス質問票(DDQ)を発表した。ESG投資は株式や債券の分野で議論が先行しているが、プライベートエクイティ...
政府・国際機関・NGO 【国際】気候債券イニシアチブ、メキシコ施設農業のグリーンボンド基準案公表。パブコメ募集 グリーンボンド・ガイドライン策定国際NGOの英CBI(気候債券イニシアチブ)は9月3日、メキシコでの施設農業に関するグリーンボンド基準案を公表。パブリックコメントの募集を開始した。締切は10月3日。 投資家の間では、世界的に...
政府・国際機関・NGO 【アメリカ】カリフォルニア州、カルパースとカルスターズに気候関連財務リスク考慮と報告を義務化 米カリフォルニア州議会は8月30日、同州公的年金基金のカリフォルニア州職員退職年金基金(CalPERS)とカリフォルニア州教職員退職年金基金(CalSTRS)に対し、気候関連財務リスクを投資意思決定において考慮することと、3年毎の州...
金融 【国際】国際復興開発銀行、持続可能な開発ボンド発行。今回のテーマは水・海洋資源 世界銀行グループの国際復興開発銀行(IBRD)は8月30日、持続可能な開発ボンドの発行条件を決定したと発表した。世界銀行グループはこれまでにも持続可能な開発ボンドを発行しているが、水や海洋資源に焦点を当てたボンドは今回が初...
政府・国際機関・NGO 【ブラジル】農業大手、銀行、環境NGO、カンポ・セラードの持続可能な豆農家支援で連携。新融資スキーム 農業世界大手米バンジ、ブラジル銀行大手サンタンデール銀行ブラジル、国際環境NGOの米ザ・ネイチャー・コンサーバンシー(TNC)は8月29日、ブラジルのカンポ・セラードの豆農家向けのサステナブル融資スキームを開発したと発表した...