国際サッカー連盟(FIFA)のワールドカップ・カタール2022は12月27日、全64試合で発生した廃棄物2,000t以上のうち80%をリサイクルまたは堆肥化できたと発表した。
同大会はでは、FIFAとカタール大会組織委員会は、デリバリー&レガシー最高委員会を発足し、サステナビリティ戦略を構築。プラスチックを含めた廃棄物の削減とリサイクルに重点を置いてきた。具体的には、堆肥化可能な食品包装の使用、ファンによるゴミ分別の奨励、全8競技場での分別施設の設置等を実施した。
廃棄物の処理では、現地のAPEX Waste Solutions and Management Companyが担当し、各スタジアムで全廃棄物を手作業で分別し、プラスチック、段ボール、コンポスト、金属、ガラス、電子廃棄物の地元のリサイクル事業者が引き取った。特に、リサイクル事業者に引き渡す前に事前に分別したことで、リサイクル率を向上できたという。
【参照ページ】Approximately 80% of waste from FIFA World Cup Qatar 2022™ stadiums recycled
【画像】Qatar 2022
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