Skip navigation
サステナビリティ・
ESG金融のニュース
時価総額上位100社の96%が
Sustainable Japanに登録している。その理由は?

【国際】ペプシコ等5法人、Cool Food Pledge加盟。2030年までに食品CO2を25%削減

 国際環境NGO世界資源研究所(WRI)は4月20日、食品分野の気候変動緩和イニシアチブ「Cool Food Pledge」に、ペプシコ、テキサス大学オースティン校、ISSワールドサービス、医療機関プロビデンス、医療機関マウントサイナイ・ヘルスシステムの5法人が加盟したと発表した。

【参考】【国際】外食・病院食等でのCO2削減Cool Food Pledge、署名機関拡大。2030年までに25%削減(2019年9月27日)

 同イニシアチブは、WRIの「Coold Food」プログラムの一つの柱。食品企業、外食、ホテル、大学、病院等、食品の生産・供給企業が対象。社食を提供している企業も加盟している。1.5℃目標に準じ、2030年までに食品関連の二酸化炭素排出量を2015年比25%削減する目標を掲げている。署名機関には、毎年、食品購入重量と、動物性タンパク質、植物性タンパク質の報告が義務化されている。

 同イニシアチブの現在の加盟法人数は60。ネスレ、ヒルトン、BASF、イケア、バンク・オブ・アメリカ、モルガン・スタンレー、ハーバード大学、ニューヨーク大学、メリーランド大学、ケンブリッジ大学、ニューヨーク市立大学、トロント大学、ミラノ大学、ゲント大学、コペンハーゲン大学等。加盟企業で、年間合計20億食を提供している。

 WRIによると、現在のCool Food Pledge加盟企業が、2030年までに25%削減の目標を達成すると、食品関連の年間二酸化炭素排出量を1,314,572t削減できる。これは米国の乗用車約285,000台を道路から減らした数に相当する。

 Cool Foodは。カーボンフットプリントの低い食事の認証ラベル「クール・フード・ミール」ラベルも2020年に開始。米コーヒーチェーンのパネラ・ブレッドのメニューが第1号となった。かを決定できるようにするものです。

【参考】【国際】WRI、外食向けにクール・フード・ミール認証リリース。メニュー当たりのCO2で基準値(2020年11月9日)

 WRIは、企業向けの効果的な23の対策をまとめたハンドブック「Playbook for Guiding Diners Toward Plant-Rich Dishes in Food Service」を2020年1月に発行。2022年1月には、メニューに環境メッセージを加えることで、注文が倍増するという研究結果も発表している。

【参照ページ】PepsiCo, UT Austin, ISS, Healthcare Systems Pledge to Serve Planet-Saving “Cool Food”

author image

株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

この記事のタグ

Sustainable Japanの特長

Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。

  • 時価総額上位100社の96%が登録済
  • 業界第一人者が編集長
  • 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
  • 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする

※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら

"【ランキング】2019年 ダボス会議「Global 100 Index: 世界で最も持続可能な企業100社」"を、お気に入りから削除しました。