スペイン電力アクシオナは2月10日、「Bコーポレーション」認証を運営する米NGOのB Labスペイン支部と協働し、同社サプライチェーン上の中小企業に対し、ESGインパクト測定に関する意思決定を支援する研修プログラム「Measure What Matters」の提供を開始したと発表した。
同社は、2025年までにサプライチェーン上でのESGリスク軽減を戦略としており、今回のアクションもその一環。同研修はまず、同社と数年にわたる取引があり、価値観を共有する中小企業サプライヤー140社を対象に実施。今後、その他企業にも段階的に拡大する。
同研修は、ガバナンス、労働者、コミュニティ、環境、顧客の5分野で構成。各々に対するインパクト評価について、理論と実践ワークショップを行う。参画する中小企業は、サステナビリティに関する強みと改善点を明確化する「Bインパクト評価アンケート」に個別に回答。 研修終了時には、自社のESGパフォーマンスを評価する客観的なモデルと、改善のためのロードマップを得ることができる。
また同社は、研修参加企業に対し、優先入札サプライヤーとしての参加資格を与える等、インセンティブも提供する。
【参照ページ】ACCIONA launches ESG criteria training scheme for suppliers in its value chain
【画像】ACCIONA
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