セメント世界大手メキシコのセメックスは1月26日、ケレタロ市で回収される一般廃棄物の分離・回収・処理事業を行うBroquers Ambientalの買収を発表した。回収した廃棄物をエネルギー回収として活用する。
同社は2021年8月、Business Ambition for 1.5°C加盟。2050年までのカーボンニュートラルを目指している。今回のアクションもその一環。
【参考】【メキシコ】セメックス、Business Ambition for 1.5°C加盟。バイオ、水素、CCUS等への投資加速(2021年8月5日)
今回の買収では、セメックスは、Broquers Ambientalの廃棄物処理能力を2022年に2倍にまで引き上げる。処理廃棄物は全量をセメックスのメキシコでの事業での廃棄物発電のエネルギー源として活用。エネルギー回収を行う。エネルギー生産量は年間50万t以上。これにより、化石燃料由来の燃料からの二酸化炭素排出量を年間73万t以上削減できるという。
Broquers Ambientalは、メキシコで初めて、EUの廃棄物処理基準に準拠した高度な廃棄物分離装置を導入。これにより、迅速かつ高効率で処理が可能となった。
【参照ページ】CEMEX invests in circular economy in Mexico
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