花王は4月25日、2040年までにスコープ3を含むバリューチェーン全体でのカーボンニュートラル達成に向けた進捗状況を公表。2023年時点で日本での購入電力100%再生可能エネルギー化を達成し、スコープ1、スコープ2での温室効果ガス排出量を28%削減する中間目標を2年前倒しで達成したと発表した。
【参考】【日本】花王、2050年カーボンネガティブ宣言。RE100加盟申請。カーボンリサイクル技術開発も(2021年5月21日)
同社は、2030年までにスコープ1、スコープ2での温室効果ガス排出量を2017年比で55%削減、2025年までに28%削減を目標として掲げてきた。今回、2023年実績で35%削減を実現した。
エネルギー全体での再生可能エネルギー比率では、2030年までに100%が目標。2023年実績では、世界全体で57%、日本のみで62%、海外のみで52%だった。購入電力での再生可能エネルギー電力比率では、日本では2023年、グローバルでは2025年までに100%を目標としており、2023年実績では、電力購入契約(PPA)や仮想電力購入契約(vPPA)を通じ、日本で100%を達成。海外では53%だった。
【参照ページ】2040年カーボンゼロ、2050年カーボンネガティブ実現への活動を加速
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