スペイン電力アクシオナは10月30日、2023年末までに同社傘下の電気自動車(EV)ブランド「Silence」専用のEV充電ステーションをスペイン主要都市100カ所に、バッテリー交換ユニットを1,000台以上を設置すると発表した。
Silenceは、アクシオナが2021年に買収した電気自動車(EV)ブランド。スペイン全国二輪車業界企業協会(ANESDOR)が9月に発表した最新データによると、同ブランドの二輪車は現在、同国電動スクーター小売市場で29.9%のシェアを占めている。特に、同社の電動スクーター「S01」は、欧州全体でも2022末にシェア22.7%を締め、4年連続首位を獲得している。
同社はすでに、同国バルセロナ、マドリード、ビルバオ、ラス・パルマス・デ・グラン・カナリア、サンタ・クルス・デ・テネリフェ、バレンシア、セビリア、サラゴサ、マラガ、ムルシア、パルマ・デ・マリョルカ、アリカンテ、ビーゴ等60カ所に充電ステーションを設置済み。
Silenceでは、全車両で同一規格で取外し可能な交換式バッテリーを採用。バッテリーは、同社開発のアプリで最寄りの利用可能なバッテリーを特定し、30秒以内に交換できる。2024年には、スペイン石油化学大手セスパと協働し、バッテリー交換ステーションを30カ所以上に拡大することを目指す。
【参照ページ】Silence reinforces leadership, speeds up deployment of battery swap station network
【画像】Acciona
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