容器・包装世界大手スイスのテトラパックは10月31日、英発酵技術開発AB Biotek Human Nutrition & Healthと協働し、ポストバイオティクス商品の販売を開始すると発表した。飲料、乳製品、アイスクリーム、チーズ等の超高温(UHT)製品の生産時に、粉末として混合することが可能。
ポストバイオティクスは、免疫や腸内健康に関する新興分野。腸内細菌等による体内の健康状態の改善が「プロバイオティクス」と言われるのに対し、腸内細菌等が生み出す代謝物を活用する手法を「ポストバイオティクス」という。
Global Research and Markets 2023によると、ポストバイオティクス市場は、2030年までに現在の1,243億米ドル(約18.5兆円)から2,325億米ドル(約35兆円)に成長し、年間成長率は9.33%になると推定されている。
テトラパックは現在、高たんぱく質の常温ヨーグルト、お茶、減糖ジュース等、様々なポストバイオティクス食品のコンセプトを模索している。
【参照ページ】Tetra Pak and AB Biotek introduce new opportunities for postbiotic food and drinks
【画像】Tetra Pak
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