日本のメディア31社が加盟する「コンテンツメディアコンソーシアム」は10月17日、「クオリティメディア宣言」を発表した。組織名称も「クオリティメディアコンソーシアム」に変更した。
クオリティメディアコンソーシアムは、デジタルガレージ傘下のBI.Garageが運営を主導している組織。BI.Garageは、同宣言の背景について、現在、デジタル広告の信頼性の低下が著しく、アドフラウド、ブランドセーフ、ステルス広告等の問題に加え、生成AIを利用した広告詐欺等を目的としたフェイクサイトの増加により、さらなる混乱が予測されるとした。
そこで同宣言では、「良質なメディアのネットワークであることを担保」「広告が良質なメディアに掲載されることの価値を追求し、広告効果を向上」「メディアと生活者双方に有益で、健全なインターネット環境の創出に寄与」の3つへのコミットを示した。
同コンソーシアムに参加しているメディア企業は、東洋経済新報社、朝日新聞社、読売新聞東京本社、日本経済新聞社、西日本新聞社、講談社、集英社、毎日新聞社、産経デジタル、北海道新聞社、中日新聞社、時事通信社、ダイヤモンド社、プレジデント社、リンクタイズ、インプレス、オレンジページ、光文社、文藝春秋、日本ビジネスプレス、メディアジーン、朝日放送テレビ、J-WAVE、小学館、マガジンハウス、CCCメディアハウス、フジテレビジョン、テレビ東京コミュニケーションズ、TBSテレビ、共同通信社。
BI.Garageは、クオリティメディア・アドネットワーク「MediaString」を運営しており、今回、MediaStringを経由した流⼊はサイト滞在時間が⻑く、送客の質が良い可能性が⾼いとの調査結果も示した。
【参照ページ】BI.Garageと有力メディア30社が運営する「コンテンツメディアコンソーシアム」は「クオリティメディア宣言」を発表。「クオリティメディアコンソーシアム」へ名称変更。
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