独食品関連設備大手GEAグループは10月17日、醸造所での生産プロセスのリアルタイム監視ソリューション「GEA InsightPartner Brewery」に、AIによる異常予測機能を統合したと発表した。エネルギー効率を改善する。
従来、多くの醸造所では、個々装置に独立したセンサーを設置し、データを取得しているが、温度、圧力、流量の全体像を把握できず、システム全体の性能予測もできなかった。
そこでGEA InsightPartner Breweryでは、醸造プロセスにおけるエネルギー消費量と熱回収によるパフォーマンスを事前予測分析できるようにした。これにより、麦汁が沸騰する際のエネルギー回収の微調整や、エネルギー貯蔵システムの不均衡の修正等に対応できる。
今回開発したAIアルゴリズムは、データが蓄積するにつれ、再学習をしていく。これにより醸造所の品質と資源投入量の最適化を進める考え。
【参照ページ】GEA HELPS BREWERIES TO HARNESS SUSTAINABILITY KPIS THROUGH AI
【画像】GEA
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