食品世界大手スイスのネスレは10月17日、中央・西アフリカで、牛乳と豆乳をブレンドした同社初の手頃な価格で栄養価の高いインスタントパウダー「ニド・ミルク&ソーヤ」の発売を開始したと発売した。牛乳と地元産大豆を組み合わせ、たんぱく質、食物繊維、鉄分、カルシウム等の必須栄養素の栄養成分にこだわった。
同商品は、コートジボワールのアビジャンにある地域R&Dセンターで同社が独自に開発。シリアル、ポリッジ、ドリンク等の食品と一緒に楽しめる。
牛乳は、たんぱく質、カルシウム、ビタミン等が豊富。他方、豆乳原料も、たんぱく質、必須アミノ酸、健康的な脂肪成分、その他の栄養素の重要な供給源となっている。同社は、牛乳と植物性原料をブレンドした製品の開発を進めている。
同社は、コノルフィンゲンのR&Dセンターで実施している「R+Dアクセラレーター」を通じ、乳製品と乳製品代替品に関する同センターの専門知識を活用。牛乳と植物性原料を組み合わせたコンセプトを迅速に開発し、テストできる環境を整備している。昨年には、牛乳、大豆、果物をブレンドした栄養価の高い粉末飲料を開発し、アジアで初めて試験的に販売している。
【参照ページ】Combining the goodness of milk and plant ingredients
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