アパレル世界大手スペインのインディテックスと国際アパレル連盟(IAF)は10月2日、持続可能なアパレルと技術の採用を促進するための枠組み協定を締結した。サーキュラーエコノミー、トレーサビリティ、労働者のウェルビーイング等、幅広い分野を対象とした。
国際アパレル連盟には、40ヶ国以上10万社以上のアパレル関連企業が加盟している。インディテックスは、同社のサプライチェーンを含め業界全体の変革をリードするため、IAFと連携した形。
今回の協定では、生産国でのアパレル産業開発の促進、廃棄物を原料に転換する産業への移行、カーボンニュートラルの達成、再生可能エネルギーの導入と生態系への影響の少ないプロセスへの転換の他、労働慣行、労働安全衛生、社会的保護、ダイバーシティ&インクルージョン等に関する共同アクションも含めた。
また、アパレル産業のインパクト測定・検証、レジリエンスを奨励するための共通の枠組みの構築、デジタル表示等の透明性を高める慣行の採用についても枠組みに含めた。グローバル・サプライチェーンのデジタル化と効率化の促進に向け、情報システムの相互運用性の向上も検討する。
【参照ページ】Inditex and the International Apparel Federation sign a framework agreement to drive transformation in the apparel and textile industry
【画像】Inditex
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