東京電力ホールディングス傘下の東京電力フュエル&パワーと中部電力の合弁会社JERAは9月26日、同社のコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)JERA Venturesを通じ、ベンチャーキャピタルNEXTBLUEが同日に発表したアジア初のフェムテック特化型NEXTBLUE2号ファンドに出資したと発表した。
NEXTBLUEは、日本の国内外のスタートアップに投資している。今回の2号ファンドは、現在開拓が待ち望まれている女性ウェルビーイング領域への投資を通じ、社会的インパクトを創出するとともに、財務リターンも追求する。ファンド規模は50億円を想定。2024年12月31日にファイナルクローズを予定している。
今回JERAの他に、サニーサイドアップも出資した。投資先は、日本のフェムテック市場が小さいため、海外のスタートアップも投資先にする。これにより、日本へのフェムテック・ソリューションを拡充していきたい考え。
JERAは今回、「当社は、日本人男性が中心となって作り上げてきた年功序列に代表される『男の縦社会』を、フラットで風通しの良い職場環境に変革し、グローバル企業と伍して戦える企業体を形成していくことを目指してい」るとコメント。また、「ファンドで女性のウェルビーイングが向上し、ジェンダーエクイティが加速することを期待」していると伝えた。
【参照ページ】女性特有の健康課題を解決するFemtechに特化したアジア初のベンチャーファンドへの出資について
【参照ページ】日本と欧州のスタートアップへの投資と新市場展開支援を行うNEXTBLUEアジア初、女性のウェルビーイングにフォーカスしたファンド設立
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