欧州サッカー連盟(UEFA)は9月8日、各国のサッカー協会、サッカーリーグ、サッカークラブが、イベント時やスタジアムで、招待者、スタッフ、メディアに提供する食事に関する「健康的で持続可能なケータリング」ガイドラインを発表した。
UEFAは2021年12月、2030年サステナビリティ戦略を発表し、4つの柱を設定。今回の発表は、1つ目の柱「Strength Throught Unity」で定められた健康、気候変動、環境に関する目標達成に向けたアクションの一環。
同ガイドラインは、スタジアムでのケータリングのみを対象。スタジアムで観客に提供する飲食品類については今後別途ガイドラインを作成する考え。
同ガイドラインでは、イベント主催者がケータリング提供の業務で、業者募集、評価、選定、実施、事後評価の5つのサイクルを回すことを想定し、「健康的で持続可能なケータリング」の概念を「食事の選択」「食事の準備」「メニューデザイン等のコミュニケーション」「食品廃棄物の管理」の4つに盛り込むことを提言している。
具体的には、合計34項目に関し、推奨事項、根拠、ベストプラクティス、追加情報を整理。環境サステナビリティと栄養の2つの観点で基準をまとめた。
UEFAは今後、スタジアム内の観客向けに提供する飲食品向けガイドラインも策定する予定。
【参照ページ】UEFA launches first-ever sustainable catering guidelines
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