地球環境ファシリティ(GEF)は9月5日、パリ協定での国別削減目標(NDC)の達成に向けた世界各国のプロジェクトの進捗状況等を可視化した新たなポータルサイト「Climate Transparency Platform」を発表した。国連気候変動枠組条約第28回ドバイ締約国会議(COP28)に向けて各ステークホルダーへ情報提供を行う。
今回の発表は、パリ協定に規定された、2024年12月までにNDCの実施に向けた進捗状況を追跡可能にするというコミットメントを受けてのもの。GEFが「透明性のための能力開発イニシアティブ(CBIT)」を通じて資金を提供し、国連環境計画(UNEP)とUNEPコペンハーゲン気候変動センターが運営する。
同ポータルサイトでは、透明性に関する報告書、イベント、ニュース等の各国ごとの情報にアクセスが可能。プロジェクトや、気候変動に関する資金の需給に関する報告書、支援へのアクセス方法に関する詳細情報も掲載する。
また、P2P型のラーニングを目的とした専用ページも公開。国や地域を超えた情報共有と交流を目指し、10のネットワーク毎にウェビナーやイベントを開催する予定。
【参照ページ】New hub supports improved access to climate information
【参照ページ】Climate Transparency Platform
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