スペイン電力アクシオナ子会社のアクシオナ・エネルギアとオランダ領アルバ政府の国営インフラ各社は8月29日、アルバでのグリーン水素バレー開発で覚書(MOU)を締結したと発表した。アルバは、西インド諸島の南端部、ベネズエラの北沖にある。
同プロジェクトでは、再生可能エネルギー電力を活用したグリーン水素製造インフラを整備。水供給は国営WEBアルバが、送配電はElmarが担当し、国営製油所Refineria di Arub所有の土地を利用する。
アルバ政府は、2050年までに再生可能エネルギーを主電源にするという目標を掲げている。今回のアクションもその一環。生産したグリーン水素の輸出も検討する。
アクシオナ・エネルギアは2022年3月、水素製造プラント、太陽光発電所2カ所、グリーン水素ステーションの開発プロジェクト「Power to Green Hydrogen Mallorca」をスペイン・マヨルカ島で開始。さらに同社は現在、同国ナバラで工業規模のグリーン水素製造プラントの開発も進めており、2025年にグリーン水素の製造を開始する予定。
【参照ページ】ACCIONA Energía and Aruba sign deal for Green Hydrogen Valley
【画像】ACCIONA
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