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【国際】運用会社のESG格付、Robeco等8社が最高位「リーダー」。モーニングスター調査

 金融情報世界大手米モーニングスターは8月30日、運用会社大手の法人単位のESGコミットメント格付を発表した。最高位「リーダー」格付を取得した運用会社が8社あった。

 同格付では、「投資哲学・プロセス」「リソース」「アクティブ・オーナーシップ」の3つの観点で、ESGコミットメント・レベルを評価している。2020年に第1回の格付発表があり、不定期で発表している。今回は108社が評価対象となった。日本企業はゼロ。

 格付レベルでは、最高位の「リーダー」は、サステナビリティが投資哲学の根幹に位置づけられ、ESGリスクの緩和だけでなく、機会の追求やインパクトの考慮にまで及んでおり、包括的に投資プロセスに組み込まれている状態。一方、最低位の「ロー」は、投資哲学でのESGインコーポレーションが弱く、投資プロセスでも一部のファンドマネージャーや、一部のアセットクラスに留まっている状態とみなされている。

 「リーダー」を取得したのは、Robeco、Impax Asset Management、アファーマティブ・インベストメント・マネジメント、オーストラリアン・エシカル、ボストン・トラスト・ウォルデン、Domini Impact Investments、スチュワート・インベスターズ、Parnassus Investments(Affiliated Managers Group(AMG)傘下)の8社。

 上から2番目の「アドバンスト」は、アムンディ、アクサ・インベストメント・マネージャーズ、BNPパリバ・アセット・マネジメント、ヌヴィーン、リーガル&ゼネラル・インベストメント・マネジメント(LGIM)、HSBCグローバル・アセット・マネジメント、シュローダー、フェデレーテッド・ハーミーズCandriam、ウェリントン・マネージメント、ブラウン・アドバイザリー、アライアンス・バーンスタイン、Generation Investment Management等、21社。このうちウェリントン・マネージメントとブラウン・アドバイザリーは、前回から1ノッチ格上げとなった。

 下から2番目の「ベーシック」は、ブラックロック、ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ(SSGA)、ピムコ、キャピタル・グループ、フィデリティ・インターナショナル、ニューバーガー・バーマン、ティー・ロウ・プライス、ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント、JPモルガン・アセット・マネジメント、モルガン・スタンレー・インベストメント・マネジメント、インベスコ、MFSインベストメント・マネジメント、アバディーン、ライオントラスト・アセット・マネジメント、アリアンツ・グローバル・インベスターズ、コムジェスト、ピクテ・アセット・マネジメント、マッコリー等、48社。前回からの格上が2社、前回からの格下が1社あった。

 評価が一番下の「ロー」は、バンガード、フィデリティ・インベストメンツ、BNYメロン・アセット・マネジメント、イーストスプリング・インベストメンツ、ジャナス・ヘンダーソン・インベスターズ、マン・グループ、シュワブ・アセット・マネジメント、PGIM等、31社。

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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