IT世界大手独SAPは7月24日、スコープ3排出量の削減で、2024年までに主要サプライヤーに対するエンゲージメントプログラムを確立すると発表した。
同社は今回、同社の二酸化炭素排出量全体のうちスコープ3が80%以上を占めると説明。サプライヤー上位100社を対象に、製品レベルでの二酸化炭素排出量の報告を求めにいく考えを示した。同上位100社は、2027年までに全社の排出量と関連する主要製品の製品レベルの排出量を報告することが義務化される見通し。
具体的には、サプライヤー基準に、環境インパクト基準を組み込む。これにより、調達プロセス全体で環境観点を統合する。二酸化炭素排出量データの共有は、「SAP Sustainability Data Exchange」を活用する予定。
【参照ページ】SAP Focuses on Key Suppliers to Reduce Carbon Emissions
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