持続可能な発展を目指すグローバル企業団体WBCSD(持続可能な開発のための世界経済人会議)のスコープ3のカーボンフットプリント(二酸化炭素排出量)の透明性を確保するための複数のイニシアチブを統括するプログラム「カーボン・トランスペアレンシー・パートナーシップ(PACT)」は7月12日、PACTの技術仕様に基づくサービスプロバイダーの一覧を発表した。
PACTは1月、スコープ3の二酸化炭素排出量算出に関するガイドライン「パスファインダー・フレームワーク」の第2版を発表。また2022年11月には、サービスプロバイダー向けの技術規格についても発行している。
【参考】【国際】WBCSD、パスファインダー・フレームワーク第2版を発行。主に4つの内容を補強(2023年2月11日)
【参考】【国際】WBCSD、スコープ3排出量データの統一技術仕様発表。海外大手ベンダーで相互接続性検証完了(2022年6月20日)
今回の発表では、PACTの規格に準拠しているサービスのリストを掲載した。世界全体で11社。日本からはゼロボードの「zeroboard」と、野村総合研究所(NRI)の「NRI-CTS」、booost technologiesの「Boost GX」の3つが入った。他にはSAPの「Sustainability Data Exchange(SDX)」等。
[2023.8.7追加]
内容を修正した。また、富士通の「Fujitsu Track and Trust」も入った。
【参照ページ】PACT Catalog
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