キリンホールディングスとハンズは7月7日、減塩食品の塩味を約1.5倍にする技術を搭載したスプーン及びお椀型デバイス「エレキソルト」の消費者向け実証ワークショップを行うと発表した。
エレキソルトは、キリンホールディングスと明治大学の宮下芳明研究室が共同開発したデバイス。人体に影響しないごく微弱な電流を活用し、疑似的に食品の味の感じ方を変化させる「電気味覚」の技術を搭載している。キリンホールディングスはすでに、ソフトバンク、減塩専門店運営ノルト、生活情報発信オレンジページ等と協働し、実証利用も行っている。
【参考】【日本】キリン、ソフトバンク社員食堂での減塩食実証提供。スプーン・お椀型デバイス活用(2023年5月17日)
【参考】【日本】キリンと明治大学、スプーン・お椀型デバイス共同開発。減塩食品でも塩味1.5倍(2022年9月13日)
今回の実証では、ハンズ新宿店で同社運営のアプリ「ハンズクラブアプリ」やオンラインショップ「ハンズ ネットストア」の会員登録者を対象に、減塩ワークショップを展開。減塩の重要性や、減塩生活で留意すべき内容等のレクチャーを行い、エレキソルトで減塩食を提供する。
【参照ページ】ハンズ新宿店で「エレキソルト」デバイスを用いた実証実験「減塩ワークショップ」を実施
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