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【国際】ICVCMとVCMI、ボランタリーカーボンクレジットで共通品質フレームワークを共同整備へ

 ボランタリーカーボン市場拡大に関するタスクフォース(TSVCM)が創設したボランタリークレジット基準策定ガバナンス機関ICVCMと、英政府と英慈善団体Children’s Investment Fund Foundationが発足したボランタリーカーボンオフセット(VCM)市場の国際ルール策定イニシアチブ「ボランタリーカーボン市場インテグリティ・イニシアチブ(VCMI)」は6月20日、VCMの品質向上に関する共同コミットメントを発表した。

【参考】【国際】ICVCM、CCPラベルの原則、審査フレームワーク、審査手順公表。ボランタリークレジット(2023年4月18日)
【参考】【国際】カーボンオフセット市場のルール策定イニシアチブVCMI、発足。複数国政府が支持表明(2021年8月4日)

 今回のコミットメントは、6月22日と23日にフランス政府の主宰でパリで開催された「新たなグローバル金融協定のためのサミット」に先立って発表されたもの。包括的なエンド・ツー・エンドの気候変動戦略の一環として、民間資本が、高い品質のボランタリークレジットに自信を持って投資できるようにしていくことを謳った。

 ICVCMは、CCPラベルの運営を進めており、VCMIも別途、クレーム実務規範を近日中に発表する。今回の発表では、ICVCMとVCMIは、両者が一体となり、2023年に新たな基準を共同策定していくと表明。バリューチェーン全体における品質、透明性、信頼性、説明責任を確保するための統合的なフレームワークを開発していく。GHGプロトコル、科学的根拠に基づく目標イニシアチブ(SBTi)、CDP、We Mean Business等との議論にも接続していく。

【参照ページ】ICVCM and VCMI join forces to operationalize a high-integrity market to accelerate global climate action

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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