英環境・食糧・農村地域省は5月23日、2018年に制定した象牙法の延長を発表。カバ、セイウチ、イッカク、シャチ、マッコウクジラの5種の牙についても、同法で取引が禁止となる。
【参考】【イギリス】象牙取引を全面禁止する象牙法、成立。2019年後半から施行予定(2018年12月25日)
【参考】【イギリス】政府、象牙取引を全面禁止へ。イッカク、シャチ、カバにも対象拡大へ(2021年3月15日)
英国の象牙法は、世界で最も厳しいと言われており、違反し有罪となった場合、無制限の罰金または最高5年の懲役が科せられる。
今回新たに禁止指定されたカバ、セイウチ、イッカク、シャチ、マッコウクジラは、いずれも、ワシントン条約」(CITES)のリストに記載されており、カバ、セイウチ、マッコウクジラの3種は、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストにも入っている。
英語でIvoryは、通常、象牙のことを意味するが、カバ、セイウチ、イッカク、シャチ、マッコウクジラ、イボイノシシ、マンモス等の牙も含まれる。
【参照ページ】Five new species set to be protected under Ivory Act extension
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