機関投資家の気候変動アクション・イニシアチブClimate Action 100+(CA100+)は5月18日、鉱業のためのネットゼロ・スタンダード策定を開始したと発表した。2023年6月中までパブリックコメントを募集し、最終版は2023年第3四半期に発行する見込み。
今回の発表は、鉱業のカーボンニュートラル達成に向け、金属・鉱業セクター企業を評価するための基準を策定するというもの。観点としては、化石燃料等の炭素集約型製品の採掘・販売からの急速な脱却、気候トランジションの実現に必要な原料生産への迅速かつ責任ある移行、全バリューチェーンにおける迅速なメタン削減、輸送での二酸化炭素排出量の削減の4つが柱となる見込み。
CA100+は2023年5月に、金属・鉱業セクターの10社をモニタリング対象として指定。10社は、アングロ・アメリカン、BHP、グレンコア、グルポメヒコ、ノリリスク・ニッケル、リオ・ティント、South32、テック、ヴァーレ、ベダンタ。
【参照ページ】CLIMATE ACTION 100+ PRODUCES NET ZERO STANDARD FOR DIVERSIFIED MINING CONSULTATION DRAFT
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