米国、メキシコ、カナダ政府は5月24日、半導体、クリーンエネルギー、重要鉱物、バイオ製造業、情報通信技術等の分野における競争力と生産性を高めるために、北米経済競争力閣僚委員会(NAMCEC)の設立を発表した。官民学の連携を強化し、人材育成と雇用の創出を狙う。
3カ国政府は2023年1月、第10回北米首脳会議(NALS)で6テーマに関するコミットメントを発表していた。今回の発表は、競争力に関するテーマを受けてのもの。5月18日から19日にかけて米ワシントンDCで開催された第1回北米半導体会議で発表された。
【参考】【北米】米加墨首脳会談、DE&I、気候変動・環境、安全保障、健康、移民政策等で合意(2023年1月16日)
今回の発表では、「より強固で革新的な北米の研究開発エコシステムを実現するための新たなパートナーシップの構築」「将来の半導体に関する人材を育成するための官民学の連携」「サプライチェーンの課題を解決できるよう各国の強みを活用した半導体技術や関連するイノベーション技術への投資」の3分野に関してパートナーシップを拡大。今後も当局間での対話を年2回実施するとした。
【参照ページ】Joint Statement on the Launch of the North American Semiconductor Conference and North American Ministerial Committee on Economic Competitiveness
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