米カーボンリサイクルLanzaTechと米プラスチック容器製造Plastipak Holdings傘下のPlastipak Packagingは5月18日、工場排気から回収した二酸化炭素を基に、世界初のポリエチレンテレフタレート(PET)樹脂「PPKNatura」製造したと発表した。食品、パーソナルケア、医薬品用途の包装・容器に加え、非包装用途でも活用できる。
PPKNaturaでは、LanzaTechのカーボンリサイクル技術を活用したモノエチレングリコール(MEG)「CarbonSmart MEG」を採用。バージンPETと同等の性質を保持しつつ、カーボンフットプリントの低減を実現した。使用後には100%リサイクルも可能。炭素回収・利用(CCU)の一環。
同PET素材は、スイスの大手小売企業Migrosおよび同社子会社Mibelle Groupのプライベートブランド(PB)商品の包装として採用。スムージー用のペットボトルや家庭用洗剤の容器等に活用されている。
【参照ページ】LanzaTech and Plastipak Partner to Produce World’s First PET Resin Made from Waste Carbon
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