岸田文雄首相は5月18日、広島市での日米首脳会談の中で、研究イノベーション拠点「グローバル・スタートアップ・キャンパス(GSUC)」を東京都目黒区や渋谷区に創設する計画を発表した。感染症や気候変動等グローバル課題に関連するディープテック分野のイノベーション及びスタートアップのエコシステムを構築する。
同キャンパスは、マサチューセッツ工科大学(MIT)と連携し、フィージビリティ・スタディを実施する。バイデン大統領との間でも、スタートアップ、イノベーションの分野で両国が緊密に連携することの重要性で一致した。
日本政府は、すでに2022年8月、内閣官房に「グローバル・スタートアップ・キャンパス構想推進室」を新設。令和4年度第2次補正予算で、フィージビリティ等で内閣府が9億円、海外大学等との国際共同研究の先行実施で文部科学省が9億円の予算を確保している。
その他、今回の日米首脳会談では、国家間関係や安全保障面の話題が中心となった。
【参照ページ】日米首脳会談
【参照ページ】Readout of President Biden’s Meeting with Prime Minister Kishida of Japan
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