紛争鉱物フリー推進イニシアチブの「責任ある鉱物イニシアチブ(RMI)」は5月12日、拡張鉱物報告テンプレート(EMRT)の1.2版をリリースした。精錬企業リストを更新する等の微修正を行った。
RMIは2021年、雲母とコバルトを対象とした拡張鉱物報告テンプレート(EMRT)の初版となる1.0版をリリース。今回発行の1.2版は、精錬事業者リストのアップデートを行った。同時に、従来提供してきたコバルト向けの紛争鉱物報告テンプレート「CRT」と、雲母の紛争鉱物報告テンプレート「MRT」は3月31日に正式に廃止となり、EMRTの活用を求めている。
【参考】【国際】RMI、コバルトと雲母の紛争鉱物報告ツール最新版発表。CRT2.2とMRT1.0リリース(2020年10月29日)
RMIは、米ドッド・フランク法に対応する錫、タンタル、タングステン、金の4品目ではCMRTと、雲母とコバルトに対応するEMRT、それ以外の鉱物に関するPRTの3本立ててで、テンプレートをリリースしている。
RMIは、EMRTの次回更新を2024年春頃に予定している。
【参照ページ】Extended Minerals Reporting Template
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