ERMガイドライン策定COSO(米トレッドウェイ委員会支援組織委員会)は3月30日、2013年に策定した「内部統制-統合フレームワーク(ICIF)」に関し、サステナビリティとESG分野の補助ガイダンス「サステナビリティ報告に関する効果的な内部統制の実現(ICSR):COSO内部統制統合フレームワークによる信頼と信用の構築」を発行した。当初、2022年秋に最終発表する予定だったが、半年遅れた。
【参考】【国際】COSO、サステナビリティ報告での内部統制の在り方を検討。2022年秋に報告書発表へ(2022年3月10日)
同補助ガイダンスは、内部統制の中に「サステナビリティ報告に関する内部統制(ICSR)」を導入。COSOが2017年に発表した報告書「COSO内部統制統合フレームワークを活用したサステナビリティ業績データの信頼性向上」を参照・発展させた。
同補足ガイダンスは、組織や実務家が、財務及びサステナビリティ情報に対する効果的な内部統制システムの確立・維持するためのフレームワークを提示。先進的企業の知見を整理した。2013年に策定した「内部統制-統合フレームワーク(ICIF)」の原則毎に統合の方法を解説した。
COSOとしては、IFRS財団の国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)での内部統制ルールの中に組み込まれることを狙っている。
【参照ページ】COSO Releases New (ICSR) Supplemental Guidance
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