サーキュラーエコノミー推進の英エレン・マッカーサー財団は5月4日、サーキュラーエコノミーに関するスタートアップのデータベース「サーキュラー・スタートアップ・インデックス」を公開した。現在、約500社が掲載されている。
同データーベースに掲載された企業は、同財団のコミュニティのいずれかに参加しているスタートアップ企業のうち、廃棄物や汚染の削減、製品や素材のサーキュラー性、自然の再生の3つのサーキュラーエコノミー原則を、自社の事業に1つ以上組み込んでいることが評価され、選定された。
同財団は、スタートアップ企業は、イノベーションに火をつける存在であり、イノベーションはサーキュラーエコノミーの転換を促進するものと捉えている。課題は、サーキュラー型ビジネスに資金を供給し、規模を拡大することにあると指摘。同データベースは、特に資金調達を後押しするものとして設計された。
同データベースには現在、先進国の他、新興国や発展途上国のスタートアップが多数掲載されている。一方、日本のスタートアップは、同財団のコミュニティに参画していないことが多く、今回のデータベース企業はゼロ。
【参照ページ】Press Release: The Ellen MacArthur Foundation Launches Database of Circular Startups
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