Skip navigation
サステナビリティ・
ESG金融のニュース
時価総額上位100社の96%が
Sustainable Japanに登録している。その理由は?

【EU】EU理事会と欧州議会、工芸品等でのGI表示でEU規則制定へ。リスボン協定の履行

 EU上院の役割を担うEU加盟国閣僚級のEU理事会とEU下院の役割を担う欧州議会は5月2日、工芸品及び工業製品の地理的表示(GI)を可能にするEU規則の制定で政治的合意に達した。今後、双方での立法手続きに入る。

 現在のEU規則では、ワイン、スピリッツ、食品、農産物等では、特定のGI保護規則を定めているが、工芸品や工業製品は対象外。そこで、欧州委員会は2020年11月に「知的財産アクションプラン」の中で、工芸品や工業製品でのGI表示に関する規則制定方針を掲げ、2022年4月にEU規則案を発表していた。実現すると、ボヘミアンガラス、リモージュ磁器、ゾーリンゲン食器等のGI表示が可能になる。

 EUは2019年11月、世界知的財産機関(WIPO)の「原産地名称の保護及び国際登録に関するリスボン協定」の原産地名称及び地理的表示に関するリスボン協定に加盟。農作物と非農作物の双方でGI保護の対象とすることにコミットしている。

【参照ページ】Council and Parliament strike provisional deal to protect geographical indications for craft and industrial products

author image

株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

この記事のタグ

Sustainable Japanの特長

Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。

  • 時価総額上位100社の96%が登録済
  • 業界第一人者が編集長
  • 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
  • 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする

※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら

"【ランキング】2019年 ダボス会議「Global 100 Index: 世界で最も持続可能な企業100社」"を、お気に入りから削除しました。