年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は3月24日、委託先運用会社が選定した2023年版「優れたTCFD開示」企業を発表した。同様の発表は今回が2年目。
今回の調査では、委託先運用会社に対し、優れた開示企業を最大5社選ぶよう依頼。開示の4項目についても、最大3社を選ぶよう依頼した。
その結果、キリンホールディングスが10票でトップ。日立製作所が7票で続き、リコーが5票、伊藤忠商事が4票、三菱UFJフィナンシャル・グループと商船三井が3票だった。他にも22社が1票以上を取得した
項目別では、ガバナンスと指標・目標では、三菱UFJフィナンシャル・グループが5票で首位。戦略とリスクマネジメントではキリンホールディングスが5票で首位だった。
【参照ページ】GPIF の国内株式運用機関が選ぶ「優れたTCFD開示」
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