いすゞ自動車は3月7日、EVトラック導入を中心としたカーボンニュートラル(二酸化炭素ネット排出量ゼロ)実現に向けたソリューションサービス「EVision」を開始すると発表した。同アクションは、小型EVトラック「ELF EV」の市場投入に併せ実施。他社との協働を通じ、商用電気自動車(EV)の導入支援、二酸化炭素排出量削減効果の定量化等を行う。
EVisionでは、伊藤忠商事からの知見共有をもとに、電気自動車(EV)への切替が可能な運行ルート、充電器・充電時間・タイムスケジュール、電気料金・施設電力デマンド等を分析する他、導入後の二酸化炭素排出量削減効果をシミュレート。導入フェーズでは、充電器選定から施工業者の手配・設置、補助金申請等を支援する。
また、両社の合弁会社いすゞリーシングサービスを通じ、運行計画に応じた動力バッテリーの劣化予測をリース期間に反映するリース契約「EVisionプレイズムコントラクト」も提供。他にも、電気自動車(EV)や再生可能エネルギー導入による二酸化炭素排出量の削減効果をフィードバックする「EVisionレビュー」も開始する。4月に施行させる改正省エネ法で義務付けられる温室効果ガス排出量の国への報告や、荷主への排出量削減目標の進捗報告もサポートする。
充電ソリューションの提供では、パナソニック、ニチコン、京セラみらいエンビジョン、伊藤忠プランテック、新電元工業、東光高岳と協働。施設電力と連携した充電マネジメント、再生可能エネルギー電力導入では、アイ・グリッド・ソリューションズ、VPP Japan、伊藤忠エネクスと協働する。
【参照ページ】いすゞ、トータルソリューションプログラム「EVision」を開始 ‐商用BEV導入時の課題解決と脱炭素化をサポート
【参照ページ】いすゞ商用量産バッテリーEV向けソリューション提供への協力について
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