エネルギー世界大手イタリアEniとアブダビ国営石油会社(ANDOC)は3月4日、エネルギー転換等、カーボンニュートラル化に向けた協働に関する覚書(MOU)を締結した。
Eniは2018年にアブダビに進出。ANDOCからアブダビの海上石油2鉱区のウムシャイフ・ナスル油田権益の10%、下部ザクム油田権益の5%を取得している。
両社は今回の覚書で、世界のエネルギー安全保障と持続可能なエネルギー転換を支援するため、再生可能エネルギー、ブルー水素・グリーン水素、炭素回収・貯蔵(CCS)、二酸化炭素排出量・メタンガス排出量の削減、省エネ化、ガスフレアの削減等で協働することで合意した。また、2030年までにメタン排出量を2020年比30%以上削減にコミットする協定「グローバル・メタン・プレッジ」に資する潜在的な機会も模索する。
さらに両社は、持続可能な開発や、エネルギー業界と関連ステークホルダーにおける持続可能な文化の普及促進での協力分野の特定も行う予定。
【参照ページ】Eni and ADNOC sign strategic agreement to accelerate emissions reduction and strengthen cooperation in clean energy and sustainability sectors
【画像】Eni
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