化学世界大手独BASFとイスラエル鉱業・化学産業向け金属回収技術テノバ・アドバンスト・テクノロジーズ(TAT)は2月22日、ドイツのシュヴァルツハイデで行うバッテリーリサイクルで協働すると発表した。
両社は今回、同地域のBASF施設にプロトタイプ工場を建設。TATが有する「リチウム溶媒抽出(LiSX)」と「リチウム電解(LiEL)」等の新たなリチウム回収・生産プロセスを活用し、湿式製錬リサイクルプロセスの最適化を行う。同工場は2023年末に稼働開始予定。
今回のプロジェクトへの投資は、EUからも「共通欧州利益の重要プロジェクト(IPCEI)」にも指定されている。また、独連邦経済・気候変動省からは、次世代バッテリー材料開発及びバッテリーリサイクルを含むプロセス開発で、独ブランデンブルク州経済・労働・エネルギー省からは、バッテリー開発の支援援助を受けている。
【参照ページ】BASF and Tenova Advanced Technologies enter into a joint development agreement for efficient recycling of lithium-ion batteries
【画像】BASF
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