英小売大手テスコは2月23日、同社サプライチェーン上の全ての英国の青果物生産者が、持続可能な農業推進Linking Environment and Farming(LEAF)の環境認証「LEAF Marque」を取得したと発表した。
同社は2021年9月、英国での生産者には2022年、英国以外の生産者には2025年までに同認証の完全取得を目指すと発表していた。次のステップとして、全世界8,000以上の生産者全てでの、認証取得を目指し、手続きを開始している。
【参考】【国際】テスコ、生鮮食品生産者への環境認証取得義務化。英国内2022年、英国外2025年(2021年10月8日)
LEAF Marqueは、英LEAFが運営。1991年に認証付与を開始している。同認証は、現在第16版で、自然、気候変動、社会、経済の多岐にわたり、遵守基準を設定している。進捗状況をモニタリングしつつ、改善にコミットすることで取得できる。すでに英国内での青果の48%はLEAF Marque認証を取得済み。
同認証取得の成果としては、過去10年間、LEAF Marque認証を取得している英ストア・バレーの玉ねぎサプライヤーStourgardenの例を紹介。畑を永久放牧地としたことで、生物多様性を高める成果が現れているとした。
【参照ページ】Tesco completes most significant roll-out of environmental standards in UK with LEAF Marque certification for all fruit and veg growers
【画像】Tesco
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